第20章 ピックアップ記念スペシャル
それから数分後、ケイトは少なからず落ち着いたようで…
ケイト「ひっく;ぐすっ;」←まだ泣いてる
アスナ「ごめんね。順位なんて、どうでもいいわよね。
ただ…一緒に居たかっただけなのに、いつもクレハさんといて…
だから…嫉妬しちゃったの…;
気付けば、それが目障りに感じていた。
クレハさんには負けたくないって思って、あんな風になっちゃった。
怖い思いをさせて、本当にごめんなさい!;」ぺこり
ケイト「ん…いいよ。
私さ…どっちでもいいんだよ。
一緒に居て、二人が楽しんで、笑っててくれればそれでよかったんだ。
その楽しんでる二人を見るのが、私は…本当に楽しいからさ(ぐす)
私が幸せを感じるのは…その時なんだよ」微笑
涙を拭った後、真っ直ぐ私達の目を見て言うケイトに私は思いました。
クレハ「…っ(ぎり)
こんなケイトに…私は、なんてことをっ…!
あの時(583ページ参照)、後悔したはずだったのに。
二度と怖い思いをさせないようにしようと誓ったのに!…カッとなってしまって;
本当にすみませんでした!」ぺこり
ケイト「いいよ…赦す!」
クレハ/アスナ『…ケイト/…ケイトちゃん』ぱあああ
ケイト「その代わり二人の胸サイズ教えて」きっぱり
クレハ&アスナ『え!?//;』
ケイト「それとスリーサイズも!」
クレハ「何でそんなことを?!;」
ケイト「あれ?二人とも私の番号知った後になって名指ししたよね?
少しぐらいわがまま言ってもいいんじゃない?(じと目)
さっきのあれ、散々脅しみたいに感じてすっごく嫌だったんだよ、本当は。怖くてたまらなかったんだよ、本当は!
それに私のスリーサイズから胸サイズまで知ってるじゃん、二人は。
だから教えてくれてもいいでしょ?どっちにしろこのままじゃ不公平なんだしさ。
直接メジャーで測ってもいいよね?今晩入る、お・風・呂・で!」じろり
先程の私達の勢いに対抗してか、くどくどと巻き立てるように言った後
私達二人へ向けた言葉に、頷く外ありませんでした…;
クレハ&アスナ『……お手柔らかにお願いします』ぺこり
ケイト「やったあああああ!!!^^
逆襲成功したああああ!!^^//♪」きゃああああい!!
飛び跳ねて喜びはしゃぐケイトでしたが…
私達の気持ちは若干沈みました;はあ;(溜息)