第19章 正体
《神速格闘術》《跳躍》《双クロー》、複合奥義突進剣技。単発攻撃。
それが一閃…
私なら、1500年我が家に代々伝わる奥義・『紅葉(くれは)』とでも名付けましょうか。
型も同じですし(ふふっ&腕組)←どこか誇らしげに笑ってる人
ちなみに言うと、《双クロー》と《双短剣》は同じスキルを憶えます。
そもそも、一対のとセットになっている武器自身、この二つ以外には全くもってないそうです。
ヒースクリフに後で聞いた見た所
手に入れられる確率は数字にして1兆分に1らしく、たまたま最初に当たりが出たのだろうとのことでした。
その後、何事もなかったかのようにあがっていくと
ちょうど転移門をアクティベートした所らしく、階段を上って外へ出た時にばったり会いました。
ケイト「よかったあああああ;
クレハどこ行ったのかと思ったよ!!;」ひしぃっ!!
クレハ「すみません。あなたと同じことをしてました^^」にっこり
そう抱き着いてくるケイトに、言いたかった言葉をかけました。
クレハ「心配かけた腹いせです^^//♪」にっこり←すっきりした顔
ケイト「ごめんなさいいいいいいいい;」ずさあっ!!!←もう二度としないで欲しい人
クレハ「そんなに必死に土下座して言わなくても…;(困り顔&汗)
そもそも、一度クリアしたら二度と受けられないようですよ?」
ケイト「うそん!!?;」がびーん!!
クレハ「知らなかったのですか?;
ちゃんと注意事項まで読まないから見落とすのです」溜息&呆れ顔
ケイト「なんてことを…;」じめじめ
クレハ「それよりも強化、お願いしてもいいですか?」
ケイト「るーじゃ;」
クレハ「るー?;」
ケイト「『クレハのルーをなめさせろおおおおお!』って意味で…
うん、やめよう。変態発言は)
ごめん、何でもない;」
クレハ「?」眉ひそめ
なんにせよ、ケイトが無事なら何よりです。