第1章 リンク・スタート!
『Kiritoからパーティに誘われました』
その表示に、○ボタンを押した。
すると、相手の名前が見えるようになった。
Kirito
Klein
Saiver
なるほど、ちゃんと表示されている。HPゲージまで丁寧に。
キリト「?あれ?ケイトじゃなかったのか?」
ケイト「あー、えっと…
ちょっとした浅はかな考えと勢いでやってしまったというか;」
クライン「セイバー?救世主さん?」
ケイト「!!
やめてえええええ;」
ぺたん(ひざまずく)
クライン&キリト『ええ!?;』
ケイト「ちょっとした出来心なの!;誰かを助けたいって一心で付けただけなの!;お願いだからそれで呼ばないでえええええ;」ぺこぺこ
土下座で何度も頭を下げた。
ケイト「どうせ呼ぶんならケイトって呼んでええええ!!;」
二人『ぷっ』
ケイト「ん?ぷ?」頭あげる
二人『あっはっはっはっはっはっはっ!!^^』
ケイト「って何で笑いだしてんの!!;」
キリト「いや…可愛いなって//」ぷっくっくっ
ケイト「腹抱えるほど面白いんかい!!;」
クライン「っていうか打ち間違ってるじゃねえか!
Savoirだろ正しくは!」げらげら
キリト「いや、Saviorだろ」くっくっくっ
お前ら笑い過ぎだ!!!;
ケイト「むっ)名前の理由…真善美からきているんだよ。
真に人を思い遣る「本当」の自分を貫く、人として「美」しく生きる、「明日」の自分に誇れるぐらい最期の瞬間まで善を通す…
最期まで汚されぬよう頑張ろう。抗い続けよう、己に潜む憎しみに、怒りに、負けないように…。白を貫く。
本当、美、明日
real,vi,asu
re,vi,as
逆から読んで、Saiver(セイバー)
レヴィアスだったら聞いたことあるから…」
クライン「で?本当は?」
ケイト「名前の響きがカッコよかったから勢いとノリで//////;」かああああああ
キリト「いいと思うよ、俺は^^」くすくす
ケイト「だったらいつまでも笑うなあ!!;」ぷんぷん
半泣きになりながら叫ぶ以外、私に選択肢はなかった。
そして、真っ赤になった顔が治るまで時間がかかったようだ…はあ;←落ち込み中