第19章 正体
キリト「んー。
いや…クラインが普段あれだからなぁ。
ナンパ&やたら女性にカッコつけ症候群」
クライン「そこまで言うこたねえだろお前までええええ!!;;
もういいよ。俺ぁ死ぬしかねえんだ;;死ぬまでこういう扱いしか受けねえんだ;;」じめじめ
キリト「そこまで悩むことじゃないだろ…;
まあ…確かにやられたらキツイな;」
そう話し合う中、ケイトがアスナに抱えられたまま身を乗り出しました。
ケイト「うっ」くいっ
クライン「あん?」
ケイト「ぅー」なでなで
クライン「!…おまっ;;」
ケイト「す・きぃー^^//」にっこり
『!!!!!!!!//////』ずがぁーん!!!!!
クレハ「赤子になって、初めての好きという言葉を!!?;」ガーン!!
アスナ「よりによって、あのクラインさんに!!?;」ガーン!!
キリト「女垂らしの女好きのナンパ師のクラインに!!!?;」ガーン!!
信じられない!!!!!
そんな衝撃が、私達三人を激しく揺さぶりました。
クライン「ぱああ)そっか;そっかああ;(キラキラ涙目)
俺のこと好きなんだよなケイトおおお;;(すりすり)
ナンパやらねえように頑張ってたのちゃんと見てくれたんだよなケイトおおおお;;(すりすりすり)
やたら胸に視線行かねえようにしてたのも
キランってやりかかってたのを途中で止めたのも見てくれてたんだよなケイトおおおおおお;;;」すりすりすりすりすり←涙ながらにケイトへ頬ずりし続けている人
『うわあっ…』←全力で部屋の隅まで引いた人達
ケイト「…」じとおおおお←一瞬で呆れ返った人
その瞬間、クラインへの態度が見るからに変わりました。
クライン「パパだって思って慕ってくれていいんだぞー?^^」
ケイト「…じじぃー!!」くわっ!!
ぷいっ!
クライン「ガーン!!!!!)・・;」
ケイト「ぱっ^^♪」きゅっ
キリト「おっ。
ははっ。やっとこっちに来たか^^
よしよし」にこにこ&なでなで
アスナ「やっぱり理想のパパはキリト君よねー?^^」
ケイト「あうっ♪」
クレハ「理想のママは?」
ケイト「まー^^♪」
アスナ「私は?」
ケイト「ねっねー!^^♪」
『可愛い//』ずきゅーん!
キャッキャッとはしゃぐ声が響く中…
クラインは再び暗いんへと変貌を遂げていました。