第19章 正体
それから赤子状態のケイトへ、クラインのしたことはというと…
クライン「パパだぞ~。パパ^^♪」なでなで
ケイト「はっ」溜息&蔑む眼
クライン「何でだあああああああ!!!!!;」滝涙
父親として在ろうとした結果、ケイトから嘲笑されました。
クレハ「ケイト、ダメですよ」
クライン「そうだ!!何とか言ってやってくれ!!」ぐすん
クレハ「もっと地上最低の存在を見る眼にしなさい」
クライン「頼むからもう少しマシにしてくれえええええええええええええ!!!!;」
ケイトを抱き上げて目を合わせてから言うと、こっくりと頷いてくれました。
後ろで何かが泣いていましたが知りません。
クレハ「哀れな汚物に魂の救済を」黒じろり
ケイト「うぅ」黒じろり
クライン「何でお前ら揃いも揃ってこういう時ばっか息合うんだよおおおおおお;;;;」しくしく
私とケイトから同時に睨まれた結果
クラインの慟哭は部屋を通り越して、廊下にまで響いたそうです。
キリト「どうしたんだ?;」
がちゃ(扉開ける)
アスナ「ケイトちゃん、クレハさん、おはよう^^」
クレハ「ええ。おはようございます^^」にっこり&キラキラ
キリト&アスナ『……(ぽかーん)
何かあったの?』
何故誰も彼もがいの一番に尋ねてくるのでしょうか?;←いつもより輝いていることを自覚していない人
ケイト「うぅ~、マッ><♪」きゃっきゃっ&ぎゅっ
アスナ「可愛い~^^//」にこにこ
クレハ「あと28分しかありませんからね。どうぞ」微笑&さっ
アスナ「わぁ~い!^^//♪ありがとうございまぁす!」にこにこ&ぎゅっ
キリト「まるで譲渡会だな…;
それでクライン、どうしたんだ?;」
クライン「えっぐ;;どうせよぉ;俺なんかなあっ;;;」じめじめ&両膝抱え
キリト「部屋の隅でキノコ栽培するのはやめてくれ;」腕組&ただただ苦笑
クライン「俺の反応おかしいか?;」
涙目で鼻水を垂らしながら上目づかいで尋ねられる中
私の中には不思議と、殺意が芽生えました(黒睨)←キリト「これ以上はやめてやってくれ;」