第19章 正体
そして、後で聞いた話ですが…
「ホモだああああああああああああ!!!!!!!;」
クライン「待て!!;誤解だあああああああああ!!;」
脱兎の如く走って去る使者に、クラインは必死に追いすがっていたそうです。
というのも…
警備課の証言によって、使者がグレイクの部屋にて二人を発見した当初
クライン「う~…ケイトォ~//(微笑」ぎゅうっ&すりすり
グレイク「クレハぁ~;(半泣」ぐすぐす&ぎゅうううっ
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……・・」
そのべったりと同じベッドでくんずほぐれつするクラインとグレイクを見た瞬間
使者は驚きのあまり白目をむいて固まり、声にならない声を出していたそうです。
そんな折にクラインは目覚めたそうなのですが…
ケイトではないということに気付き、『何でここ(白の鳳凰)に!?』と叫んだものの……
先程のように使者が誤解するや否や叫んで脱兎の如く走り出し
その誤解を解く為に、クラインは必死に20分ほど追いすがり続けたそうです。
発見時刻から30分ほど後、ようやく誤解は解けてケイトのいる私の部屋へ訪ねてきました。
2023年12月25日AM7:35
クライン「おぉ~。可愛いな♪」
クレハ「あと30分で解けますからね?^^♪」にこにこ
クライン「なんかすっげぇ上機嫌だな…なんかあったのか?」
クレハ「さあ?」にっこり
クライン「…
(いつも汚物だなんだと言ってるくせに…怪しい」じとー
クレハ「むっ)その眼は何ですか?」じろっ
クライン「いや…(何だ、いつも通りか」←本人は気付いていない。クレハから『汚物を見る眼』を向けられることに、慣れ切ってしまったことを!!(ナレーション談)
そんなに力説するほどのことですか?;(汗)