第18章 アインクラッド国?
クレハ「アインクラッド国の大統領として、何を望みますか?」
ケイト「皆の平穏、そして帰還かな^^」
そんな取り留めのない話をしながら帰ったわけですが
早くに寝るわけで、初夜を共にするはず…なわけで……
クレハ「…;」
今私はグレイクの部屋に居ます。
無論、ケイトは自身の部屋で寂しそうに私を見つめてから布団に潜り込んでいました。
さて…
こういう時ってやはりするものなのでしょうか?
するとして一体どのようなことを前もってしておくべきなのでしょうか?
実質『二人で共に過ごす初夜』ということになるわけですが、やはり一緒に寝るのでは?
そういう行為をするとして一体前もってここでは何をすべきなのでしょうか?//(たらたら)←冷や汗全開
そう試行錯誤を繰り返していく中、ショートした頭がふしゅーっと蒸気をあげた。
しかし、そんな懸念は必要なかったようで…
グレイク「そういえば今日、夜は寝れないんだったね」
クレハ「ええ」ピシッ←緊張のあまり正座&気を付け
グレイク「えっと…そんなに俺に気を使わなくても大丈夫だからね?」
クレハ「え?」←肝を抜かれた顔
グレイク「俺は…クレハが幸せなら十分だから。
基本は無理せずケイトと寝つつ、俺と…時間がある時にでも寝たいなっていう程度で…
嫌ならやめてくれてもいいし、今すぐケイトと寝たいって言うのならケイトの所に行ってもいい。
俺にとっての一番はクレハだから…
クレハが幸せでなきゃ嫌だからさ^^;」頬をかく
クレハ「…………
それはつまり…結婚初夜であっても、ケイトと一緒に寝てもいいと?」
グレイク「うん^^クレハがそれを望むのなら」にっこり
クレハ「……………………」←自失茫然
グレイク「?クレハ?」
クレハ「………(ぷるぷる)
ケイトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお;;;;」号泣
ばぁんっ!!!(グレイクの部屋飛び出る)
だだだだだだだだだっ!!!!(隣(クレハの部屋)の隣(ケイトの部屋)へ走る)
ばぁんっ!!!
クレハ「一緒に寝れますよケイト!!」ひしぃっ!!
ケイト「やったあああ!!;よかったああああああああ;;;」ひしぃっ!!
わあああん
結局…その日の夜は、グレイクに甘える結果となってしまいました。
やはり未知は怖いので…;