第18章 アインクラッド国?
ケイト「新郎、グレイクは優秀な成績の持ち主でね。偏差値はなんと70!
ですがその外見あってか差別を受けつつも、頑張って働き続けてきたんです。
大変仕事熱心で後輩からの信頼も厚く、真面目に働く一方でクレハと一緒にデートして楽しむなど
いつでも人の気持ちを考えて優先できる人でね。
デート前にはクレハを楽しませようと下調べも完璧に終えるまで眠らないほどの愛妻家なんですよ」
『ヒューヒュー!♪』口笛
グレイク「//」
その紹介に、当のグレイクは真っ赤になって俯くばかりでした。
ケイト「新婦、クレハもまた偏差値70で偉くってね。それを鼻にかけないけれど、自他共に厳しい所があります。
クラインに対してそれは特に顕著で」
クライン「うんうん!まったくだ!!」ぷりぷり&腕組
アスナ&キリト『シー!;』人差し指を口に当てる
ケイト「…でも本当は優しいんですよ。
いっつも私の身を心配したり、手間が減るようにって私よりも早起きして段取りしてくれるしね;
クレハも差別を受けたりしてたけれど、家族と一緒に頑張って1500年も続く家を支えてきたんですよ;
私と同じで人付き合い下手でね、友達もいなかった。私が初めてだって聞いた時、死ぬほど嬉しかった(涙目)
上司とか仕事の同期とか、関わり合いがあったのは仕事の時だけでね。
プライベートな所では全然知り合ったりなんかは出来なかったんで。
どこか一線を引いてて、踏み入れられなかった。
そういうのは友達って距離じゃないってクレハから言われて、やっと気付いたんです。
それでやっと、気付けた。そういうのを友達だって言うんだってこと。
本当に…私にとっても、初めての『友達』になれたんだってこと(ぷるぷる)
思ったことは素直に伝える性格で、今となっては友人も多く、
仲間もできて、一緒にいるだけで頼りがいがあって…私はいっつも助けられてばかりでしたっ」ぐすっ&ぼろぼろ
クレハ「ケイト…;」じわっ
自然と涙が零れ落ちていく中
集まった人達を前にして、ケイトは心中の想いを暴露しました。