第18章 アインクラッド国?
現在、白の鳳凰には数にして2100人もの人員がいる。
その中では、1日働く代わりに2日の休日を課せられている。
要するに、1日おきで働いているのは人員的に3分の1。
『警備課』には1002人、『フォロー課』には984人います。
同時に、オレンジギルドや殺人ギルドの情報集めをしていたが
それが全滅した今では、その再発を未然に防ぐ為の手段・喚起等もまた取り入れられている。
それが法案の設立でもあり、全員へ意見を求めている所です。
攻略組に参加できなかった100人がレッドオレンジ課となり、犯罪者プレイヤーの集団「オレンジギルド」、「殺人ギルド」の捜査、粛清、捕縛に専念していましたが
それがなくなった現在では『修業課』と名を改め、114名にまで増え、
基本はその名の通りに修業に専念、その修業のついでのモンスター倒しで素材集めの手伝い等をしてくれており、フォロー課の素材集め部と似た感じになっています。
ちなみに現在進行形で、死人は0。
第1層の面積は約78.5平方km、それ以降のはそれよりは小さいものの広大なことに違いはない。
些細な諍いから争いへと発展することもあるので、警備課はフィールドにも出向かなければいけない。
『もし休暇中であっても、争い等が起こって剣を抜けば非常事態として傍に居る団員が応対&止めて下さい』との暗黙のルールが白の鳳凰にはあり
もしも争いを押さえられれば報酬を上乗せされ、各々の予定を予め伝えてもらうということで、警備課の動き方を変えるという手法を取っています。
それらのほとんどはケイトが言い出したことで
『警備課のいる人達が通るだろう場所、過ごす予定の所を省いて動く』という異例のものでした。
『その方が効率的だろう?』との言葉で、確かにその通りだとは思いますが…
あのような手段(148ページ参照)を思いつくあたり、油断も隙もありません;
最初に聞いた時は、「素はどこまでも天然なのに、どれほど深く考えているのだろう」と、開いた口が塞がりませんでした;(溜息)
もっとも、各々の普段は基本的に班編成で共に居るメンバーが決まっており、『命を預け合う友』としています。
班編成とは、二人で組んだタッグを3組集めた6人編成(149ページ参照)のことです。
よって、休日も共に過ごすことが非常に多いです。