第18章 アインクラッド国?
お忘れかもしれませんが、修業課と攻略課の間で一ヶ月ごとに執り行われる選抜戦で上位8名、
それに入った人達が、『攻略課』として攻略に専念することができます。
それはつい最近まで定期的に行われており、攻略課の数名が6月の末あたりにユニークスキルの取得をしただけでなく、
攻略課として参戦し続けている上に、12月中旬に先述した神強化修業合宿(491ページ参照)から圧倒的に実力差がついてしまい
後に白の鳳凰に所属する全員にもまた同様に3日間の合宿で叩き込みましたが、相当きつかったようで『一閃』を会得するまでには至らず断念。
休暇を要求され、無論6日も与えたそうですが…
それでも圧倒的なレベルの差に加え、実力差も相当付いたことから選抜戦はなしとなった。
それと、攻略課への挑戦条件に『風月流奥義、一閃』の修得を加えることになりました。
警備課は設立当時の950人から1002人まで、フォロー課は設立当時の930人から984人にまで、修業課は増えた。
攻略課は9人(私、グレイク、ケイト含む)から11人(アスナとキリトの加入)にまで増えた。
ですが、団長とその秘書と副団長は『1日働いたら2日休める』というのとは別で、代わりがいない為なかなか休みを作れずにいた。
要件を纏めると、仕事が降ってわいてくる事態が最近になって頻繁に相次いでいる。それを回される上、書類に残して記録してからその分類整理に至るまでしなければいけない。
そのような事態が非常に多い為、それに伴って安心して休暇に専念できないと。
だから終日休暇を所望しているといった感じで、その不満が大統領選挙にて爆発がしたのでしょう。
ですが、最近になって光の有用性を把握した結果、ひょんなことからその心配は霧散しました。
いざとなれば光を使えば光速で処理ができるとのことです。
その大統領に選任した日、全員の意見を取り入れながら『アインクラッド国の法案』を纏め上げ
次の日、ケイトと共に休日をのんびりと過ごしました。
グレイクもまた、久方ぶりに休暇をもらったそうです。