第18章 アインクラッド国?
クレハ「だからこそ白の鳳凰には、ケイトが発案&義務付けた『2日終日休暇、1日出勤』という手法がとられています。警備課やフォロー課にも、他の課にもまた同じように。
もし担当した案件が急をなす場合は非常出勤という形で対処していただき、後にその時間分のまとまった休暇を配給しております。
ですが、私やグレイクやケイトには休暇がありません。全くと言っていいほどありません。二人でゆっくりとレジャーランドやディズニーシーランドやらに行く間さえもありません!;」
ケイト「そうなんだよ;ずっと休みがないんだもん;;
修業とか勉強の手伝いとか教師をさせられることもあって、やっと休めるかと思ったら次々に案件が降ってわいてくるしさあああ;;」じめじめ
『切実極まりない…;』
クライン「なんか…俺達よりも過酷じゃねえか?;」
キリト「ああ。やりたいことが中々できないんだもんな;」
ケイト「開発とか発明とかはできるんだけどね;
でもさあ、ゆっくりする時間がないの;;全然ないの;
昼寝してる間でも急な案件降ってくるし;」ぐすぐす
アスナ「ケイトちゃん、具体的に何を?;」
ケイト「グレイクと共同して書類整理や報告書の整理に作成に、そういった記録の分類分けから整理。おまけにその分類における対処法についても結局は自分達が動くしかないし、まず目安箱の要件の分類分けも含まれてるし;」くどくど
『うわあ…;』
三人のみブラック企業並みに働いていることが目下のもとに明かされた。
クレハ「それらに加え、修業の指南や友人と遊ぶ中でも仕事の心配が絶えなかったり、時々緊急で仕事をすることになったり等々、気が休まりません」
ケイト「うんうん;」二度頷く
グレイク「今も時間作って何とかこっちに来てる感じだし;」
苦笑交じりに言う中
余りの仕事量の多さと濃密さに『うげえ』という声がそこかしこから上がってきた。
クレハ「ですが、無理を押して倒れればそれこそ元も子もない。
よって…
どうしても休日が欲しければ、明日分の仕事を終えてからにして下さい^^
それならば喜んで提供しましょう」
ケイト「はい!!
大統領はクレハがいいと思います!!!!
賛成の人挙手うううう!!!!」両手で挙手
ケイトとクレハ以外の全員『はい!!!!!』挙手
何故か満場一致で大統領に推薦されました;