第18章 アインクラッド国?
その後、改めて問いただしてみると
その答えは簡単にわかりました。
彼女曰く、『とりあえず参加者をたくさん集めることが第一目的!
そうでないと、皆が何を一番したいのかが明確にわかんないでしょ?』とのことで
参加を促す為に料理を引き合いに出したらしい。
しかも、S級食材を100個も合成でつぎ込んで一つとした素材を材料とした…
超高級料理を!!;
誰もが憧れ、食べたものは口々に称賛し
それ以外食べたくなくなるほどの超高密度のおいしさを誇る破格級の料理!!
何故それをあげると言い出したのか!!!!
どうせあげるのならば私にくれればいいのにっ!!
…取り乱してしまい、すみませんでした;(こほん)
なんにせよ、参加者にはもれなくその料理をおごるとのことで私も並ぶことにしました。
そこには何故か…
クライン「よっ!お前も参加するんだな」けらけら
クレハ「ひどく目障りな汚物がいました」ぎろりっ
クライン「何でだよ!!!;」
いえ、俗物です。地球の中で最もの。
クライン「何でお前いっつも俺を黒い眼で見んだよ!;
何かと目の敵にしてんだろ!!
ケイトの未来の夫だからか!?」
クレハ「以前、お風呂の時の会話を散々盗み聞きしておいて、今更何を言っているんですか?」ぎろり
クライン「ぎくっ!!);」
クレハ「はあああ(溜息&額押さえ)
胸のサイズの時は、より嬉しそうによだれを垂らして聴き入ろうとしていたとの報告がありましたが?」じろり
クライン「誰だ!報告した奴は!!;」
クレハ「匿名希望に決まっているでしょう?
もっとも…あなたのことだから品のないことを提案するのでしょうが」
クライン「ふっ…そんなことはねえ!
男共全員のことを考えて発案した一大プロジェクトだ!!!」
クレハ「ほお…それは楽しみですね」微笑
クライン「俺が大統領になってやらあ!!」ゴゴゴゴゴ
クレハ「私の前に発案するのですから、くれぐれも下品なことは言わず、自滅しないで下さいね?
叩き潰してあげます」にやり&ゴゴゴゴゴ
クライン「望む所だ!!!!」ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
バチバチバチバチバチバチバチバチ!
凄まじい音と共に火花を撒き散らしながら睨み合う中
ケイトの進行で立候補者の発表が始まりました。