第18章 アインクラッド国?
2023年12月20日PM2:30
そうして今に至るわけですが…;
11層転移門の前に突如として壇上は作られ、そこに立ったケイトが叫んでいた。
ケイト「お前らああ!!大統領になりたいかあああああ!!!!!??><」
『おおおおおおおおおおおおおお!!!!!』
ケイト「選挙に参加したいかああああああああああああ!!!!?」
『うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』
クレハ「なんにせよ彼を監視できるのにいい名目となっていますが…)…」じー
そう騒ぎ立てるような声が転移門で響く中、ヒースクリフを黙ったまま見ていました。
何故転移門かというと、着いた時にすぐ来れるからとのことです。
その思惑は当たったようで、全ての人達が集まっていました。
と言っても警備課の人達は別です。
見廻って管理する階層が部署によって違う為、全てのプレイヤーが集まった後でしか集められませんので←プレイヤーの安全性を配慮してのこと
ヒースクリフ「?どうかしたのかね?
小腹でも空いたのなら、私の自作ラーメンがあるが食べるかい?」
クレハ「いえ、結構です」ふいっ
せっかくの誘いですが、断りました。
自然な形でケイトの方へ向き直る中、少し眉をひそめながらもそのラーメンを自身で食べだしました。
何故人へ勧めていながら本人が食べるんですか?
そう思いながら眉をひそめていると、選挙の方での話はトントン拍子で進んでいるようで。
ケイト「美味しい手料理食べたいかああああああああああああああ!!!!??」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!』
何故そこに迷走するのかさっぱりですが…;
参加者にあげるという意味でしょうか?;(腕組&首傾)
頭を捻っても、彼女の真意は掴めない。
それほどに複雑で多様な考えだからかもしれない。
ケイト「んじゃあ立候補したい奴は壇上へあがれえええ!!」
『うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』総勢が壇上へ殺到
ケイト「ただぁーし!!!!!!!!」
『きーん!!!)?!!;』ぴたっ
ケイト「壇上には2名しか乗れないから、それ以外はちゃんと列を作って並んでねー?
早い者順だよ~?」
『はーい!』挙手
遠足ですか!?;
目の前の変化に、私はツッコむしかなかった;