第18章 アインクラッド国?
大統領選挙…
その事の発端は、時を遡ること五時間数十分前。
とある朝の出来事でした。
ケイト「う~ん…」顎に手を当てる
クレハ「どうしました?」
ヒースクリフ「何かあったのかね?」
ケイト「いや…よくよく考えたらさあ…
今の人口からして、国ができるんじゃね?」キラン&にや&人差し指立てる
クレハ「…え?;」きょとん
ヒースクリフ「ほう?」キラン&にや&顎に手を当てる
人口の詳細については、死亡者数の記述がある409ページを参照下さい。
ちなみに、その時点以降から死者は現在進行形で一人として出ていません。
ケイト「だってさ!人口、約1万だよ!?
総合人口…9515だよ!!?」
クレハ「それは…そうですが;」口ごもる
ヒースクリフ「できるかもしれないね。面白そうだ^^」にっこり
この人はいつも、ケイトの反応を見て楽しんでいるような気がする。
爆缶の時でも率先して使おうとしたり(369ページ参照)、
死刑執行クエストにおいても何らかの関わりがありそうだし(383ページ参照)、
ケイトをやたら手元に置こうとしたがったり(457ページ参照)、
気にかける素振りだってあった(409ページ参照)…
そして最近では…
250レベル用ソロクエストの報酬金額を聞かずに言い当てたり
当時のボス戦の様子を、まるで見ていたかのような口ぶりで語って、対処法をすぐさま言い出していた。
不慮の事態と把握してからの話の切り出しが早過ぎる。
IQ180の私でも状況の整理から対処法の考察まで、聞いてから数分はかかったというのに…
まるで、最初から知っていたように。
疑念は尽きませんが、前にケイトが言っていたように…
まさか……
ケイト「いっそのこと今から大統領選挙しようよ!緊急通知だ!!」
ヒースクリフ「面白い!!乗った!!」
クレハ「そうですね…
(今は傍において観察しておく方がいいでしょう。
無暗に詮索して気付いたことを感付かれれば、危険性が上がるだけでなく逃げられる可能性もありますし」
茅場晶彦では?
その疑念を確信に変える為、私は様子を見ることになっt
ケイト「よし!!クレハも立候補ね!!」
たのですが…
この手のイベントに巻き込まれることは、どうやら避けられないようです;(汗)