第17章 不測の事態
朝日が二人を照らす中、ようやく話しだした。
クレハ「何で今の今まで連絡を…
もしや、迷宮内から出れなかったのですか?」
ケイト「うん。
250レベル用のソロクエストで…光が無かったら即死してた;」
クレハ「何故そのような暴挙に!!?;」
ケイト「暴挙!?;
いや、いきなり降りかかってきてね?;(苦笑)
で、皆に今すぐにでも会いたかったら、全部○押したんだ。
すぐ会えるかと思って」
クレハ「バカですね;本当に(溜息&腕組)
よく読まずに了承する人がいますか!」ずばっ!
ケイト「ぐさっ!!)うっ…
それ言われたら何も言い返せないや;あはは^^;」
クレハ「でも…本当に、無事でよかった。
よくぞ、ご無事で…
五体満足で帰ってきてくれて…
本当に、嬉しいっ;;」ぽろぽろっ
ケイト「あ…;
泣かないでクレハあああああああ;;;;」わあああん
クレハ「くす)あなたのバカ泣きには負けます^^」
ケイト「誰がバカ泣きだ!!;」ぐすん
クレハ「だって…
今、私よりも泣いているでしょう?」くすくす
ケイト「むぅ~」ぷっくぅ~~
そう言いながら口元を押さえながら笑うクレハに
ケイトは不機嫌そうに頬を膨らませていた。
クレハ「ほら。
不機嫌になったら、ハムスターみたいに頬を膨らませて」
ケイト「ぷぅっ!(腕組&顔逸らし」ぷりぷり
クレハ「本当…可愛い^^//」ぎゅっ
ケイト「全部が顔に出てるってこと?」むすっ←あまり嬉しくない
クレハ「ええ。
そろそろ帰りましょう。皆心配しています」
ケイト「うん!」
ケイト&クレハ『転移・タフト!』
それから白の鳳凰本部のある11層タフトへ転移した後
目に入った光景に、二人は息をのんだ。
朝日が一本道に反射して、白く照らしていた。