第17章 不測の事態
クレハの修業における目的を果たした後
(どんな目に映らない動きでも対応できるようになること)
クレハ「ありがとうございます(ぺこり)
お陰でどんな攻撃が来ても瞬時に対応出来そうです」微笑
ケイト「よし!次は私の修業だ!!」
その当時、12月16日PM5:00になっていた。
空中に居る自分を攻撃し続けるように指示して
光を用いての空中移動をものにしようとしていた。
そして衝撃波を咄嗟に踏むように生み出した後に足場にして跳躍した直後
踏んだ瞬間に解けた。
その為、その直後に光を発動しようとしたのだが…
できなかった。
ケイト「え?」
クレハ「はああっ!!」
ケイト「ピクッ!!)!!」かっ!!
ぼぉっ!!(光発動)
さっ!(咄嗟に受け身を取る)
ケイト「な、何とか避けきれた;」ぜえぜえ
クレハ「大丈夫ですか!?不自然な着地をしましたが!
頭から落ちるなどあなたらしくもない」
ケイト「だ、大丈夫^^;
不測の事態に慌てふためいただけ。
多分、衝撃波もまた足場として『固体で動かないもの』として判定されているから、移動を終えたと判断されたのかな?
前に何かを投げてそれを足場にして持続発動ができたのは、それが『空中において不安定で動くもの』だったからだと思う。
で、空中であればよっぽどのことがない限り…命の危機を感じた時でないと発動できないと」
クレハ「…なるほど。空中での持続発動を狙っているのですね」
ケイト「うん。だから沢山試したし…
あとは衝撃波に乗るって手段しかない!
流動物のように変えて流れていくようにすれば、きっと着地判定は取られない!!だから空中の物質を足場にした時できたんだろうし!」
クレハ「頷)ええ。
あとはそれを完璧にマスターするだけですね」にっこり
ケイト「うん!できるまでやったらぁーっ!!」拳万歳
しかし光状態での光速跳躍に伴う衝撃波は
光速で動く物質から作り出されたそれとして在る為
どうあっても『固形物の衝撃波』としての壁ができてしまうのでその加減が非常に難しく
食事を挟みながらも、難航が続いていた。
それから12時間半後
12月17日AM5:36、ようやく完成。
修業を終え、共に眠りについたが約4時間半しか眠れず
大変な事態に陥る等、誰も思いさえもしなかった。