第3章 第一層攻略
キバオウ「ケイトはん言うたな」
そんな折、キバオウがケイトへ歩み寄ってきた。
ケイト「ん?何だ?まだやる気か?」構え
キリト「まだ喧嘩する気なんだ?;」引きつり笑い
先程軽く喧嘩腰にからかうように言ってから後
軽く掴もうとするキバオウに対し、ケイトは投げ飛ばしていた。
あれはおそらく合気道の動きだ。
そのことから、再び喧嘩かと思って呟いたが
その後のキバオウの行動は、思いもしないものだった。
キバオウ「…あんたの男気、惚れたで//」ぽっ
ケイト「へ?」きょとん
その瞬間、拍子抜けしたように構えを解いた。
キバオウ「わいと一緒になる前提で付き合ってくれんか!?」
ケイト「いやいやいや、私に惚れるなんて相当のもの好きでない限り;」手を横に振る
キバオウ「好きや!!」
ケイト「えええええ!!!!?;」
キバオウ「兄貴って呼ばせてくれ!!」
ケイト「はあああ!!!?;
って…私は女じゃああああ!!!」
ごっすううううっ!!!!←頭突き
ぶすぶす
地面にめり込んだ。
キリト「…死んだか?;」
アスナ「不謹慎よ、そんなこと言ったら」
そんなキリトとアスナの言葉が響く中
むくっ
どうやら無事だったようで、起き上がってきた。
キバオウ「結婚してくれ!!!」
ケイト「いっ;嫌だあああああああ!!!
誰か!!
ヘルプ!!ヘルプうううう!!!」
ディアベル「よぉし!第2層へあがろう!」
『おおー!!』
ケイト「って誰か助けんかああああい!!;
スイッチ入ってくれええええええ;」
キバオウ「結婚してくれえええええ」
ケイト「嫌だあああああああああ」
その後…
ケイト曰く、キバオウからしつこく数か月間も追われ続けたとか何だとか…
その言葉には、笑い声しか返ってこなかったという…