第16章 時期外れのイベント
~おまけ、終の続~
・風月流の真髄、続
ケイト「以上、これら(489ページ参照)を組み合わせてやるように!」
『はい!』
ケイト「そして最終段階は…」
『ごくっ』
ケイト「風月流奥義、一閃(341ページ参照)の会得だ!」
『!!?』
そもそも一閃とは何?の空気になる中、ケイトは書き進めていった。
『自身の支配』&『周囲の変化に対する集中力』の組み合わせを常時実行。
↓
攻撃に対して全身の力で弾きながら、その動きを利用したカウンターを食らわせられるようになる。
↓
それらの攻撃によって相手がよろけた瞬間、以下の動きを実行に移す。『相手が動けない時のみ!』
相手が空中に居る場合も可。
相手へ向けて『全身で』一直線低空跳躍。『高さは0のまま!』
↓
空中の間に拳準備。後ろへ振りかぶると共に『拳を前へ出す直前の動き』まで!
↓
着地と同時にさらに前へ『全身で』跳躍、相手へ零距離で爆裂拳を打ち込む。『跳躍による勢いは決して殺さないこと!』
『…え?それだけ?』
ケイト「同じ方向・一点に向けてのダブル跳躍だから
その分勢いが凄まじく上がって、威力が絶大に跳ね上がるんだ。
タイミングを完璧に合わせることが大事!
もしタイミングをミスれば威力が逆に下がっちゃうからね。
打ち始めの跳躍から打ち終えるまでの秒数が0.1秒以内ならばよし!」
『無茶ぶりだ!!;)!!;』←内心の叫び
ケイト「ちなみに、この風月流の奥義・一閃は
爆裂拳(普通の拳打の800倍)のおよそ500倍=普通の拳打の40万倍だ。
その絶大な威力による反動については、返ってきた力に対して『全身で受け身を取る』必要があるから気を付けてね?
下手したら骨折所じゃ済まされないから^^♪」けらけら
『ひええええ;』ぞぉおおおっ!
笑い所じゃない!!;
ケイト「最後に対処法についてだが
咄嗟の閃きや今までの経験から動きやすいそれを取り入れるのが最も無難だ。
あの時(151ページ参照)は教える期間が一週間しかなくて時間が短かったから、
濁して要点だけ教えたけれど、今日からは風月流の真髄を徹底的に叩き込むから!
んじゃ、今やってみろ!一閃!!」構え
『できるか!!!;』
『言われてできるんなら苦労しねえわ!;』との言葉がこだまして響いた。
さもありなん…;