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白い流星【ソードアート・オンライン】

第3章 第一層攻略





『はっはっはっはっはっ!!^^//』

気付けば、俺は笑いながら涙ぐんでいた。


そう言ってくれることが、嬉しかった。

どこか、心を救われた気さえしたから…



ケイト「ま…
早い話、βテスターもニュービーも関係ない。

情報も攻撃も防御も同じだ。
補い合って、支え合って、一丸となれば怖い物なんてない!


ここにいる皆で、一人もかけずにクリアすればいい話だろ!^^」にかっ

キリト「…ああ^^」

その言葉に、ケイトの態度に…

俺は、どれだけ救われただろう。


置いてきた負い目があった。

生きるのに必死になってた。



はじまりの街から出ていく時、クラインの友人達と共に行かなかった。

ケイトを探さずに置いて、先に一人で突っ走っていった。


ずっと…そのことに、負い目を感じていた。



なのに…ケイトは、全然気にしていなかった。



キリト「その…

ケイト…ごめんな」

ケイト「?何が?」


笑い声が巻き起こる中、俺はケイトに近付いて呟いた。



キリト「いや…置いて、突っ走っていってすまなかった」

ケイト「気にすんなよ」微笑

キリト「!…え?」きょとん

笑って言われた言葉に、俺は…?を浮かべた。


ケイト「まあ、置いてかれた件に関しては…

そりゃ確かに怖かったよ?
独りきりだし、周りに誰もいないし、どこをどう行けばいいかもわかんないし、それでも先に行った方がいいような気がしたから走ってただけだし、はじまりの街の周囲は狩ろうとする人で一杯だったし、見当違いな方へ行って迷ったし、迷った先でフィールドボスが突如として現れて襲われた時は危険すぎて死ぬかと思ったし」くどくど

キリト「耳が痛い;)

あ、ああ…ホントにごめん;」しゅん


ケイト「くす)でも…
そのおかげでディアベルに会えた。

フィールドボスは一人だけで倒したけどな♪」

キリト「え!?あいつは結構手ごわかったはずだけど」

ケイト「ふっ。
連携してくるということは、逆にいえば逆手にとりやすいのさ(キラン」にや


やっぱり敵には回したくない。

俺は一人、冷や汗交じりにそう思った。


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