第16章 時期外れのイベント

・風林火山の場合


クライン「野郎しかいないムサイ環境から解放されるぞおおおお！！！！」
風林火山『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！』

クライン「ケイトを手に入れるぞおおお！！」
風林火山『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！』

クライン「よっしゃ！お前ら決めてくぞおおお！！」
風林火山『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！』


松野「おぉっと。気合も十分！

風林火山！！
炎と共に入場おおおおおおおおおおお！！！！！」


爆缶を使っての炎の演出と共に

赤を主体としただんじりで、まさに炎といった感じだった。


『そぃやぁっ！！そぃやぁっ！！』といった掛け声と連動して
激しい動きが実現された。


キレッキレに素早く、鋭く動き続けていた。

パワー≦スピードのようで、力強さをその動き方でカバーしていた。



・聖竜騎士団の場合

他は日本文化のそれを彫刻にしているのに対し、軍のようなそれを彫刻にしていて

黒と白を主体としただんじりだった。


キバオウ「おっしゃ！！かましたれええええ！！！」
『おおおおおおおおおおおお！！！』

キバオウ「どっさいこぉりゃあ！」
『どっさいこぉりゃあ！！』

パワー≧スピードのようで、大胆な動きを常にしつつも突進しては途中で寸止めしては前を下へ沈め

それから後ろへ突進しつつも、前を上へ上げて等の動きを繰り返し

横や前、後ろへと傾けたままその場で激しく左右へ回転させたりといった動きまでしていた。



・血盟騎士団の場合


白と赤を主体としただんじりで

パワー>スピード、パワー＜スピードと

力強い派手な動きと、キレッキレな動きとで、交互にスイッチしながらパフォーマンスを行っていた。



キリト「どこも掛け声は似たり寄ったりなんだな…」

アスナ「そうね」

クレハ「こちらは変わらず、いつも通りにしましょう」

キリト「あはは^^；

あんな奇想天外な動き、普通は予測できないと思うがな；」ただただ苦笑

アスナ「大丈夫！私達ならやれるから！」ぐっ！！

キリト「ああ！」


淡々とクレハが仕切る中

両拳を握って息巻くアスナに、俺は微笑んだ。


いよいよ、白の鳳凰の番だ。