第16章 時期外れのイベント
松野「おおーっと!!これはどういうことだああ!!!?
まさに三つ巴の争いだああああ!!!!」
キリト「そんなにノリノリになって叫ぶことか…?;」←ノリについていけてない
そんな中、マイク越しの叫びが響き渡っていた。
キバオウ「絶対負けへんで!!」
クライン「望む所だ!」
ヒースクリフ「受けて立とう」ふっ
キリト「何でそんなに盛り上がっているんだ…?;」←いまいち盛り上がってない人
クレハ「ケイトは私達のものです!!」←ケイトのマイクを横から取って割り込んだ人
白の鳳凰『おおおおおおおおおお!!!!』拳振り上げる
松野「さ~て!盛り上がってまいりましたぁ!!
勝者はぁ!果たしてどのギルドだあーーっ!!?」
『俺たちだああああああああああ!!!!』どっ!!!!
凄まじい歓声が響き渡る中、賭けも締め切られたようで
とてつもない勢いで盛り上がる周囲と、白熱するギルドの面々――
今ここに、開催された。
松野「では開会を宣言してください!!マスター!!!」
ケイト「おう!
では、だんじりイベント!!ここに開催いいいいい!!!!!」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!』
振り上げられる拳、猛る皆。
こうして、始まりの時を告げた。
松野「パフォーマンスを見せる順の決め方はくじ引きとなっています!
公平性を期すため、優勝賞品であるケイトさんが引きます!
異論はありませんかー!!?」
『ない!!』
松野「えー。ではここに4つのボールがあります。
その各々に参加するギルド名が書かれております。
ではこれらを箱に入れまして。シャッフル!!」がさがさ
クレハ「ケイト、慎重にっ!」←ケイトに寄り添いつつ小声で呟く
ケイト「わかっているとも!」ごくっ!←緊張のあまり唾を飲み込む
松野「ではお引き下さい!!」ばっ!!←勢いよく差し出す
そのくじ引きの結果…
風林火山、聖竜騎士団、血盟騎士団、白の鳳凰の順となった。
アスナ「頑張ろうね、キリト君!(微笑」ぐっ!←やる気満々
クレハ「方向転換、バランスは任せて下さい」さっ←戻ってきた
キリト「…ああ!」←もうやるしかないと腹くくった
こうして…
だんじりイベント開幕と共に、各々のパフォーマンスが順々に始まった。