第16章 時期外れのイベント
2023年11月20日PM6:00
松野「えー。
私、松野は白の鳳凰、フォロー課、実況部に配属されています。
ギルマスから直接今イベントの実況を仰せつかりました。
何分不慣れな点はあるでしょうがよろしくどうぞ!お願いします!!」
『おおおおおおおおおお!!!!』
松野「ではだんじりイベント!
エントリーされたギルドの面々は4チーム!!
真っ赤に燃える猛威の使者!!風林火山んんん!!!」
『おおおおおお!!』
松野「そしてキバオウ率いる!聖竜うううう!!騎士団んんん!!!」
『おおおおおお!!』
松野「次にヒースクリフ率いる!血盟いいい!!騎士団んん!!!」
『おおおおおお!!』
松野「未だ一人も欠けてない!
発足当時から他のプレイヤーも一人として欠かせてもいない!!
そしてこの催しものを発案&開催させた!!
我らが白の鳳凰おおおおお!!!!!」
『おおおおおおおおおお!!!!』
松野「だんじりを引っ張る際に演奏される祭囃子ですが
音楽を愛する会ギルドから演奏者が公平に出されます!!」
キリト(何でそんなに本格的なんだ!!?;)驚
松野「参加人数は最大で6人!
叫びの大工方は1人のみ!要するに、だんじり自体は5人で操作することになります!!
そしてだんじりは実物大ですが、跳躍スキルを使ってのそれで一気に向きを変えられるそうです!」
そんな折、聖竜騎士団のだんじりの上にいる人が大きく手を振っていた。
何か言いたそうな眼で。
ケイト「?どうしたんだろ?」
松野「おぉっと、大工方がこちらに向けて叫んでいるぞ!!
マイク、オンしてから言ってください!!」
キバオウ「あ~。わいはキバオウってもんや!
ケイトおおお!!わいらが勝ったら結婚してくれええええ!!」
キリト&クライン『まだ諦めてなかったのかよ!!;』←息ピッタリ
ケイト「すみません、嫌です;」即答
クライン「あのなあ!!俺の女だからな!!?」
キバオウ「お前にはもったいなさ過ぎるんや!!」
ヒースクリフ「ふっ。ケイト君は私がもらい受けよう」
『ええ!!?;』
キリト「何でヒースクリフまで!?;」
ヒースクリフ「ケイト君は実に興味深い。
だからこそ私も参戦することにしたんだよ。
ケイト君は、うちにも欲しい逸材だからね」にやり