第15章 強さ
~おまけ~
・あの続き
血の繋がらない人となど、こんな関係が築けるなど私は思いさえもしなかった。
ケイトと、出会うまでは――
こんなにも…何気ない景色が眩く視えることなど、その温かささえも忘れていた。
小さい時、母と共に居た時に似たような感覚があったことも。
母を失った10の時から、いつしか忘れていた。
どんな状況に陥っても、その愛しさがあれば怖くはなかった。
愛する人との想いが、心を強くしてくれた。大丈夫だと元気付けてくれた。
それを再び…彼女が与えてくれた。
ケイト「きゃああああああああああああああ!!!!/////
キリト「落ち着けケイト!!;」
クライン「どうした!?何があった!!?;」
ケイト「もう死んでもいいいいいいいいいいいいい////////」真っ赤っ赤&顔を両手で押さえる
クライン「だから落ち着けってええええええ;」
クレハ「ふふっ^^//」
アスナ「クレハさん、もしかして何かしました!?;」
クレハ「さあ?」微笑
キリト「絶対に何かしただろ!!;」あわあわ
アスナ「とにもかくにもケイトちゃん止めて下さい!!;」
クレハ「ええ。分かりました」
それからケイトを抱き締めて止める中
クレハ「ケイト、もう一回しましょう^^//」ぎゅっ
ケイト「きゃあああああああああああああああ//////////」ぼぉん!!!!
ばたーん!!!!!
クレハ「あら」
クライン「あらじゃねえよ!!何してんだマジで!!;」
クレハ「いえ…彼女が先程私にしたことを返しただけです^^//」くすくす
アスナ「クレハさん!?;もしかしてキスしちゃったの!!?;」
クレハ「ええ//」ぽっ
キリト「い?;人前ではしないようにって」
クレハ「だから人前ではしてません」
アスナ「それでもあんなに真っ赤になって」
クレハ「愛しさのあまりアクセルが壊れてしまいました//」目を伏せる
クライン「っていうか気絶してんだけど!!?;」
クレハ「愛しているのだからいいでしょう」さらり
その後、四人でケイトを修業場へと運びました。
ですがケイトは、自身が先程怒った女性に対して弁償として
衝撃吸収素材と装備に対する合成を無償で提供したそうです。
本当…その優しさは筋金入りですね(微笑&溜息)←呆れつつも誇らしく感じている人