第15章 強さ
それからというものの、西エリアの吹き通しになっている場所で
まだ何もなかった、西エリアの一階部分に移動した後に話しは変わり出した。
レジャーランドの詳細は193ページ参照です。
トラップ練習場建設現場なので、危険なのですが…;
その下見に来ているらしい。
クライン「でもお前、人を罵倒する言葉なんて言えねえだろ?
言われたらどうするんだ?精神ダメージに弱いだろ」
ケイト「大丈夫。お前達がいるから^^//」
『//』かああっ←なんか恥ずかしい
クライン「よぉし!練習台になってやる、何か言ってみろ!」
ケイト「んー。
バカアホ間抜け」
クライン「誰がだこのやろおおおおお」だっ←追いかける
ケイト「きゃあああああああ><」←脱兎の如く
クライン「追いかけっこやりたくて言いやがったなこんにゃろおおおお//♪」
ケイト「きゃーい!^^//♪」←図星
クライン「うぎゃああああああ!!!」←落下
ケイト「はっはっはっー!引っかかったかかった~!♪」
クライン「てめえこんにゃろお!!引き上げろおおお」
ケイト「やだーいっ!♪」きゃっきゃっ
落とし穴にはまったクラインに対し、キャイキャイとはしゃぐケイトを見てから後
キリトとアスナへ向け、私はポツリポツリと語った。
クレハ「私以外に、心配する人はいるだろうか。
こんなに無茶をする彼女を、止めようとする人はいるだろうか。
そんな疑念が、ついて回っていました。
キリト、アスナ、クライン…
私以外に心から心配してくれる人がいたことを知った時、とても嬉しかった。
とても嬉しそうに語る彼女を見て、喜ばしく感じた。
彼女の友で居てくれたこと、
時に怒り、共に涙してくれたこと、
とても感謝しています(目を伏せる&涙目)
ありがとうございます」ぺこり
キリト「いや…こちらの方こそ、本当にありがとう。
あんな状態になってたなんて、俺達は知らなかったから」
アスナ「ええ…きっと、クレハさんだから取り戻せたんだと思います」微笑
クレハ「そうですか…」
アスナ「でも、変わりましたね」
クレハ「え?」
キリト「ああ。
いつもどこか距離を置いた感じで、こんな風に感情を表すことなんてケイトがいる時以外なかったもんな」
アスナ「うん!」
その言葉に、私の思考は停止した。