第15章 強さ
クレハ「それからは…
金属も集めていましたね、108個もの金属を一つの武器にしたりで。
音楽関連のものでも色々と材料を集めたり作ったり、ステージなどの作成でも大変でしたし
他にもレジャーランドの製作。
その後でギルドの方針、運営、配属等」
ケイト「一番大変だったのはレジャーランドだよね^^;
建築とかまで必要だったし、材料費がバカにならなかった」
クレハ「ええ。ギルドホームの製作でも頑張っていましたしね」
キリト「要するに…ずっと裏方に居たって感じか」
クライン「でも離れたことないんだよなあ;」
アスナ「そういえば…」顎に手を当てる
キリト「?どうした?アスナ」
アスナ「今思い出してみると、材料届けに来る所を横目に見たかも…
金髪がちらちら見えて…あれって、もしかしてクレハさん?;」
クレハ「ええ。金髪は私だけでしょうし」
ケイト「そうだね。
18階層突破してから金髪の色が売り出され出したから」
クライン「へえ~。そうだったのか」
ケイト「あれも分解を使ってから素材の組み合わせを変えて合成させれば、色合いの中でも絶妙な違いが現れて、その人だけのオリジナル色合いを出せるようになったんだよね(にや)
それ専門の人達だって現れ出したし」
クレハ「ええ。とても楽しそうに談義していましたよ。
どうやら料理の素材まで色合いに変化を与えることがわかったようなので」
ケイト「なるほどお!」わくわく
未知のそれを知る時、彼女はいつもとても嬉しそうに笑う。
知らない事、謎、疑問等が解けていくことが嬉しいのでしょうね。
キリト「死刑クエスト…「死刑執行を含まない、6人のプレイヤーを故意に殺した者の処刑」。
脅されて止む無くした場合はその状況を考慮し、情状酌量の余地ありとし、カルマクエストを執行して償うことをお薦めする。か…
う~ん…」
アスナ「どうしたの?キリト君」
キリト「いや…βテストの時はなかったから、気になって」
ケイト「あ~。私がヒースクリフに相談した次の日に加わったんだっけ?
運営かカーディナルに何か言ってくれたのかな?それかあの状況から配慮してくれたとか?」
クレハ「考えれば考えるほど疑問は尽きませんね…」
突如起こった状況の変化に
湧き上がる疑念は止まらず、それについて四人で話し合っていました。