第14章 出会い
設計が完成してから次の日
どれほどの火力となるのか、その実験をしに行こうとした矢先
どこから聴きつけたのか(情報源:アルゴ)、キリトが実験に付き合いたいと言い出しました。
確かに投擲スキルはケイト以外とっていなかったので、こちらとしても威力の比較をする為にも助かるのでお願いし
第一層のフレンジーボアへ使用することとなりました。
さて、どんな威力が出るか…
その期待は…とんでもない方向へ裏切られました。
どっごおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
当たった瞬間に、その敵からとんでもない勢いで炎が連鎖的に爆発を起こし続け…
炎が私達を近付けまいと爆風と衝撃を巻き起こし……
結果、フレイジーボアが爆散しました。
足一本だけ残して…
あまりに壮絶過ぎる最後に、私達は……
リズベット「ひえええええ」真っ青&がくぶる
キリト「なんて武器を作ったんだ…;おぞましい…;」
ケイト「だ、大丈夫!まだフィールドボスがある!!」
クレハ「何が大丈夫なのやら…はあ;」溜息
そして1層フィールドボス、同じく手のみ残して爆散。
ケイト「こ…(ぷるぷる)
こうなったら40層のフィールドボスだあああああ!!」←苦肉の策&半ばやけくそ
キリト「いっ!!?;」青ざめ←爆発に巻き込まれたくない人
そしてその結果…
ケイト「やったあああああああ!!四肢が残ったアアアアア!!!><♪」ガッツポーズ
キリト「ダメだろ!;」
リズベット「使い手の安全性が皆無よね?これ;」
クレハ「両手足しか残っていませんが?;」
それから後、肝心の40層ボス戦でお披露目となったのですが…
クライン「へえ。これ投げるだけでいいのか?」
ケイト「うん。投擲スキル無くても使えるから大丈夫。
思いっきり投げてね!周囲に人がいないか確認すること!
あ、あと最低でも10mは離れること!!」びしっ!
クライン「お、おう?
何でそんなに離れてんだ?」
ディアベル「全員、ボスの頭へ近付くな!
クライン君、ボスの頭を狙ってくれ!!」←威力知ってる人
クライン「おう!任せとけ!!」投げる構え←知らない人
クライン「どぅりゃあああああ!!!」
そうして勢いよくボスへ投げつけてから
当たった瞬間、とんでもない威力を見せつけました。