第14章 出会い
シリカ「あの…私が参戦してもいいんでしょうか?
足手纏いじゃ…」不安そう
ケイト「ううん!とんでもない!!」頭を振る
キリト「お前のことだ、何か思惑でもあるんじゃないのか?」微笑
ケイト「えへへ^^;
実は頼みがあるんだ、シリカに!」
シリカ「!頼み?
…なんですか?頑張りますよ!」ふんっ!
気合を入れるように拳を握り締めるシリカへ、ケイトは笑いながら『ありがとう』と言ってから
話を切り出した。
私に頼んでもいいものを…はあ(腕組&溜息)←若干嫉妬している人
ケイト「試作品を試してもらう!
その名も、『空圧砲(くうあつほう)』!!
前の水圧砲から着想を経て!
ようやく水と空気、そのどちらであっても圧縮して打ち出すことが可能となった新たな武器!!」キラキラ
そう言いながら差し出したものを受け取ったシリカは、こうつぶやいた。
シリカ「あの…装備できないんですけど;」
ケイト「道具として使用するからね♪
ただし、消費されて消えるなんてことはないから大丈夫。
おまけに減るであろう耐久値も互いが互いに衝撃を吸収し合うように設計したことで、無限に存在し続けるというあり得ない事態に!」キラン&にやり
シリカ「ふわあああああ//流石です!!//」キラキラ
ピナ「きゅああああ//」キラキラ
クレハ「そうでしょう!そうでしょうとも!!//
私のケイトですからね!//」うんうん←何故かとても誇らしげ
キリト「こりゃあ…とんでもないものを作ったな;
あははっ^^;」←苦笑いしかできていない
『今に始まったことじゃないけれど…』
といった雰囲気になる中、私とシリカとピナは羨望の眼差しを
キリトは驚きを通り越して苦笑じみた眼を、ケイトへ向けていました。
そうして次の日…
空圧砲が脚光を浴びる日がやってきました――