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白い流星【ソードアート・オンライン】

第14章 出会い





それから後…


ケイト「あああああああ!!;

気付けば夕暮れ…;」

クレハ「今からでも間に合います。

行きましょう、ケイト」微笑


笑って、手を差し伸ばすと…

ケイトもまた笑いながら手を取って、頷いてくれた。



それから…

凄い勢いで岸に付け、そのまま回りたかったもの全てを最短ルートで回っていった。




私は、赦せないと思った。一生ずっと…

たとえそれで嫌われようとも。


それぐらい、ケイトが大事だった。

そしてケイトもまた…私を大事に想ってくれていた。



それがとても喜ばしく、誇らしくもあった。




それから一か月後、10月に入った時に変化は訪れました。




ケイト「え!?普通は言論的な弾圧とかもないの!?」
クレハ「ありません」

ケイト「されないの!!?」
クレハ「されません」

ケイト「うっそだー!!;」
クレハ「事実です」きっぱり

「あの…?;」おろおろ


いつものように話をしていると、そのような疑問を叫ばれ

彼女にとっての普通がどれほどかけ離れているかを自覚するいい機会だと思い、伝えていると


小柄な少女が訪ねてきた。



ケイト「?見かけないプレイヤーだね。

12歳かな?」

「あ、はい!

私、その…シリカと言います。
えっと…今回、伺ったのはピナのことで//」あわあわ

キリト「そんなに慌てなくていいぞ?

ケイト、今時間は空いているか?」

ケイト「うん。クレハ、その件は後で教えてもらってもいい?」

クレハ「ええ」


私との話は急を要するほどのものではないとの判断から

即座に、ケイトは彼の話を聞こうとしていた。


状況判断は適確なのに、何故こうも自分の境遇の異常さには鈍いのでしょうか…;



ケイト「で?要件は?」

キリト「シリカのテイムしたモンスターが、普通のアルゴリズムとは違う行動をするらしくて…

その件についての調査を依頼したいって話なんだけど」

ケイト「ほおほお」


ケイトはいたく興味を持ったようで、彼女がテイムしたというフェザードラゴン・ピナへ釘付けになっていた。


『39層のボス攻略が明日にまで迫っているというのに…いいのでしょうか』

ふとその疑念が頭をよぎりましたが、今は黙っていることにしました。


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