第14章 出会い
ケイト「はっ!)っていうか!
私の方がクレハに迷惑ばっかかけてるじゃんか!;
死に掛けさせたり、無理させたし、下手したら死んで、あまつさえ殺させて…
私の方がよっぽどっ;」頭抱
クレハ「気にしないで下さい。
私がやりたくてやったことですので
ケイト「私だって!!」
クレハ「!」
ケイト「私、だって…っ;;(ぽろっ)
あの時…
クレハが自ら滅神に取り込まれた時、死ぬほど不安だった」
クレハ「え?」←信じて飛び込んだ人
ケイト「死ぬんじゃないかって、怖かった;;(涙)
消えるんじゃないかって…
お父さんにお母さんやお姉ちゃんを殺された時みたいに、消えていなくなるんじゃないかって;;
もう二度と会えなくなるんじゃないかって;;
自分なんて、要らない。誰も望んでない。友達もいない。
最初から、いない方がいい。おかしい人なんだからって;
だからきもいんだって、死んだ方がいいんだって;;
それ以外言われたことなんてなかった;
消えた方がいいとしか、言われたことなかった;;
自分が死んだ方がよがったのに;;
お姉ちゃんには友達がいたのにっ;お母さんにも、想ってくれる人はいだのに;;
自分だけ生き残ったって、何の意味もないのに゛っ;;」ぼろぼろ
あまりにも痛々しい想いが、真っ直ぐ心へと伝わってきた。
クレハ「そこまで思うことは」
ケイト「そう言われるしかなかったのに!
それ以外言われたことなかった;;
大人なんて誰も助けてくれなかった;;
周りなんて聞かされたそれをうのみにするだけで、ちゃんと向き合ってくれなかった;;;
自分が死ぬ以外何もなかったのに;;;
死ぬのは嫌だ;;;
もう二度と、親しい人が死ぬところなんか、見たくない;;
みだくないいいいいいいい;;;
あああああああああああああああああああ;;;;
うああああああああああああああああっ!!;;;」
トラウマと共に呼び起こされた感情は歯止めが聞かないようで
子供のように泣きじゃくり出した。
嗚咽を上げながら、鼻声になりながら
鼻水をすすりながら、必死に拭う中それは止まる術を知らず…
最後には、涙ながらに叫んでいた。
その様は、あまりにも痛々しくて…
ずっと一人で抱えてきた想いの重さを知るには、十二分すぎるほどだった……