第13章 生きて
~おまけ~
・あの夜の続き
クレハ「あなたは騙されやすいので心配です。
前の時だって…
『虫は海を生み出すんだぞ?』という冗談を真に受けてましたし」溜息
ケイト「うっ;
あれは…その…;
SAOのクエストだから何でもありかと;」たらたら
クレハ「他にもモンスターがモンスターを出産するとか」
ケイト「ぎっ;」
その直後、マシンガンの如くそれは始まった。
クレハ「ハラスメント警告があるのは男女プレイヤーが抱き締め合っただけで妊娠するとか、
一緒に寝るだけで子供ができるとか、キスをするだけで子供ができるとか」
ケイト「だって具体的に何をすればできるか知らなかったし!;」
クレハ「無視)他にも結婚の誓いを破れば消滅するとか、
この世界にある袋を割れば世界ごと爆発するとか、
割ろうとされた瞬間に青ざめてましたね」すーん
ケイト「だってえええええ!;
そういうイベントかと思うじゃん!!;」
クレハ「はあ…(溜息)
他にも数多の冗談や造語を全て真に受け、常識を疑うぐらい引っかかってばかりで…
いつもいつも人に振り回され過ぎです。人を疑うということを知りなさい」きっぱり
ケイト「あなたは貴婦人過ぎです;」汗←精一杯の返し
クレハ「まあ、ともかく…
これからは一人での無茶はせず、突っ走るにしても
私達を信じて一言言ってから、走って行って下さい。
護りたいのは…私も同じですので」
ケイト「…うん!^^」
グレイクと結婚するらしいのだが…
その本人の告白は
「私がいないと、生きていけないみたいだから」だそうだ。
「らしいっちゃらしいけど…;」汗
その時、『お互い、相手はちゃんと選んでるんだな』と思った。