第13章 生きて
キリト「変わったな」
ケイト「え?何が?」
キリト「ほら、前に…
ケイト『お願い!クエストヘルプ頼む!』両手あわせ&お辞儀
クライン『珍しいな、俺に頼み事なんて。
おっし任せろ!』微笑
どんっ!(胸に拳当てる)
…ということもあったし。
何より…無理をしなくなった」
ケイト「あはは^^;
…自分がどうなってもいいからって…自分をないがしろにしてた。
人さえ守れれば、幸せならって…追い込んでいったんだ。
でも…違った。
自分の全力は、自分のために使ってもいいんだって教えてくれた。
全力でぶつかっても、壊れたりなんかはしない。
そんなやわなもんじゃないし、それでこの関係は壊れない。
信じて、全力出していいんだって…」
アスナ「うん!随分成長したわよ!
あっという間に反抗期を飛び越えそうな勢い!」
ケイト「え!!?;
私反抗期に入ってすらいなかった!?;」
キリト&クライン&アスナ『うん!』
クライン「大体いっつも一人で無茶ばっかりして突っ走ってるのに
ちゃんと言うようにもなったし、頼るようになっただろ?」
アスナ「他にもちゃんと伝えるようになったし」
キリト「大丈夫だって、信じるようになったんだな」
ケイト「えっと…
実は、クレハのおかげなんだよ」苦笑&頬をかく
『え?』
疑問符を浮かべる三人に、私はあの後あったことを伝えた。