第2章 デスゲーム
アスナ「…あの、お手伝いしてもいいですか?」
ケイト「え?」
アスナ「…ケイトさんみたいに、手伝いたいんです」
ケイト「…
そっか(ふっ)
わかった。お互い、頑張ろう!^^」
アスナ「はい!^^」
最初こそ、呆気にとられた顔をしていた。
理解が追いついていないような顔で驚きを現わしていたかと思ったら
理解した瞬間、嬉しそうにケイトさんは笑って、そう言ってくれた。
それから、私は材料を用いて料理スキルを教えてもらっていた。
ケイト「チキンバーガー…作れるかも」キラン
アスナ「え!?」
その後、レベルアップに付き添ってもらいつつ料理スキルを身に付けていった。
12レベルまでは簡単にあがったわけだけれど…
防具一式を見せてもらいながら材料を集め出した。
材料ごとに作れる防具一覧をピックアップしたらしい。
その例の装備が…セリオン装備。
別名、獣の魂が宿った装備。
それはとても凄まじい装備で、初めて見るものだった。
オーダーメイドで形を好きなように変えれるらしい。
一度材料のみの状態へ分解してから、再びイメージしつつ打ち直すのだとか。
純白の装備に身を包みながら、その短剣装備だけが異様に輝いていた。
武器だけが、初期装備だったから…