第12章 学び
~おまけ・続~
ケイトの死を知らされた時の、各々の反応
・アスナの場合
アスナ「ケイトちゃん…っ;」ひっく
喪失感の大きさのあまり誰とも連絡を絶ち、泣き暮らしていた。
・キリトの場合
キリト「…ケイト……」
茫然自失となっており、何も手付かずになっていた。
・クラインの場合
クライン「何でだっっケイト…;
なんでだああああああ;;」
酒に逃げ、酔いつぶれるまで飲み続けながらも咽び泣き続けていた。
・キバオウとディアベルの場合
キバオウ「なんでや…死ぬわけない;死ぬわけない;
死ぬわけないんやああああああああああああ;;」
ディアベル「まあまあ。落ち着いて」
キバオウ「落ち着いてられるわけあるかいなあああ;
ケイトが…ケイトがあああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア;;;
おあああああああああああああああああああああああああ!!;;;;」
キバオウは酒に酔いつつ雄叫びを上げ続け、机に突っ伏しながら滝のように涙を流していた。
それをディアベルはなだめていた。感傷に浸る間もなく…
・グレイクとクレハの場合
グレイク「師匠…師匠おおおおおおおお;;;;」ぼろぼろ
クレハ「情けない真似はやめなさい」きっぱり
グレイク「えっぐ、ぐすん;;」
クレハ「泣いた所で、どうにもならないでしょう…
それよりも、一つだけ確実に言えることがあります」真剣
グレイク「え?」ひっく
クレハ「…あの人は、私を置いてどこかへ行ったりはしません。
ましてや私達を置いて、死ぬような人じゃない。
絶対に、帰ってきます」
グレイク「ぶわっ)ぐすっ
ひっ…うん;;(頷」ぼろぼろ
自然としゃっくりを上がり、ぼろぼろと涙を零しながらも必死に頷くグレイクに
クレハはその頭を撫でた。
クレハ「知っているでしょう?どのような人か。
身をもって、その目で、ちゃんと見極めたのでしょう?」
グレイク「うん!;」
クレハ「なら泣くのはやめて。前を向きなさい。
何より…
私を置いて死ぬなんて赦しませんからね、ケイト」ぼそっ
グレイク「クレハああああああああ!!;;;」ひしぃっ!!
その最後の小さな声は聞こえることはなかった。
だが、クレハの毅然とした態度のおかげで、グレイクは立ち直ったらしい。