第11章 別れ
~おまけ~
・崖の壁から手紙が出てきた時
クライン「ここに居るんだな!!?
いるんだなケイト!!」真剣
キリト「ケイト!!開けてくれ!!
そこにいるならすぐにでも!!」真剣&汗
アスナ「ケイトちゃんお願い!!
生きているなら会わせて!!お願いだから姿を見せて!!;」涙声
アルゴ「…;
天照大神の天岩戸(あまのいわと)カ?;」
手紙を受け取りつつも中身を読まず
次々に口々に言いながら、手紙が出てきた部位を叩き続けていた。
それから落ち着くまでに数分要したのは言うまでもない;
・告別式があった日の晩に行われた会話
キリト「何でかな…どうしても、信じられないんだ。
あいつが死んだなんて…これぽっちも思えない」
クライン「そうだよなあ…あんなに強いんだもんな」
キリト「何か事情があって隠れていたんじゃって思うよな」
クライン「ああ。本当に…死んだ奴がフレンドから消えるなんて;」
キリト「しかも返信できないときたもんだ」
ずううううううううううううううううん
その瞬間、一瞬にして空気が重く暗い物へ変わった。
『はあ』
それから、俺達は溜息を零した。
雨がざざぶりなのも相まって、外も暗く…
先も何もかもが真っ暗に見えるほどに、俺達は落ち込んでいた。