第11章 別れ
ちょうど7月の中旬だったか…
ケイトに教えてもらったことがあった。
干支には各々の方位があり、昔は時刻を示す単位としても使われていたと。
7月中旬、当時の詳細
アスナ「ふふっ^^」
キリト「上機嫌だな」微笑
アスナ「図書館ができてから、リアルで必要な勉強もできるようになったから!
これでいつあっちに帰っても大丈夫!」ぐっ!
ごおおおお(燃)
アスナは意気揚々と、拳を握り締めながら真っ赤に燃え上がっていた。
キリト「そ、そうか」苦笑&たじっ
アスナ「で、キリト君は勉強しないの?」
キリト「い、いや…
それはやっぱり、帰ってからでよくないか?;」汗&苦笑
アスナ「ダメよ!!」
キリト「え?;」汗
アスナ「そのつけは倍になって返ってくるって言うし
時間が経てば経つほど記憶は段々と薄れていくんだから!
今のうちに復習しておけば、手間だって少なくて済むのよ!!?」ずいっ
キリト「いや、でも…その;」←勉強したくない
アスナ「わかった!
キリト君の勉強、私が見るわ!!
ついてきて!!」ぐいぐいっ!←是が非でも
キリト「あ、アスナ!!?;」←引きずられてる
アスナ「ケイトちゃんにもメッセしなきゃ!
勉強見て欲しいもの!」キラン←やる気満々
キリト「ケイトって頭いいのか?;」←やる気マイナス
アスナ「偏差値70以上なのよ!
数学と化学に関しては常に1位だったらしいわ。
毎年一度、社内で抜き打ちテストとして昔の問題をクイズ形式で出されてたらしいのよ。その結果ね」
キリト「凄いな」感心
アスナ「エギルさんだと年が一回り以上離れているから教わる内容違うかもだし。
でもケイトちゃんは25歳らしいし、知識豊富だから大丈夫!」
キリト「?
クラインは?確か前に23歳になったって」
アスナ「クラインさんは論外!頭悪そう!」
キリト「ひでえ;」
それから…
ケイト「!!;
悪いグレイク!修業は中止だ!!;」
グレイク「え!?;まだ5,6時間しか!;」
ケイト「あとで8時間つけるからあああああ!!;」
ぴゅううううう
ケイトが修業を中止して駆けつけた後
レジャーランドの図書館で三人そろって、勉強会をすることになった。
途中でクラインが通りがかって参戦したものの
アスナの予想通り、戦力外だったのは言うまでもない…;