• テキストサイズ

白い流星【ソードアート・オンライン】

第10章 ユニークスキル





~おまけ・続~


・恐怖の理由

小学1年生に入ってから夏に入った折、同級生がカブトムシを持ってきた。


そこで教室にてお披露目していた所、ケイトは初対面でカッコいいと思っていたらしい。



だが…そう思っていた矢先に、ケイトへ飛んできて

突如として足元に止まり、カサカサカサと登ってきたのだ。


当時のケイトからすればそれはあまりに大きく

その上、肌に食い込む虫の足の感触、あっという間に腹まで登ってくるそれにより、パニックに陥ったらしい。



ケイト「ぎゃああああああああああああああああ!!!!;」

そう叫びながら、必死に足を振っていたらしく…

恐怖で顔をゆがめっぱなしになっていた。


それ以降…虫が苦手になってしまったらしい。



が、虫の中でも好きな部類はあるらしい。

普通のカマキリ、カブトムシ、クワガタなどはカッコいい。
バッタ、コオロギなどもまた好き。

距離を取りつつ観察しているのが好きだったようで、動物好きな所は変わっていないようだった。


それでも苦手なものはある。

足が多数あって、腹を向けてみた瞬間に足がうじゃうじゃと左右へとバラバラに動くそれが

見ているだけで真っ青になって、瞬く間に距離を取ろうとするほどだ。


その速度はあまりにも異常なほど早くて…どれほど嫌いなのか、よく解った。

主な例を挙げるとするならば、ダンゴ虫、ムカデ、げじげじなどなどで
そんなに脚は多くないがゴキブリも非常に苦手らしい、いつ飛んでくるかわからないからとのことだ…



そして今…ケイトはピンチを迎えている。

ボスに、壁へと追い込まれた。


その間に攻撃しているものの、あまりに甲羅が固くてダメージを入れられずにいた。

後の75層ボスの攻撃力を、防御力に置き換えたほどのものだったらしい。


/ 1616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp