第10章 ユニークスキル
そういえば、歌っていったら…
随分トンチンカンな歌詞になってたことがあったよなあ。
そう遠い目で思い返す中…それはまさに繰り広げられた。
何故か、1年生になったらという歌だ。
ケイト「友達100人できるかな♪
100に~ん食べたいな♪」
『食人鬼!?;』
思わずツッコむ中、ケイトは首を傾げていた。
キリト「そこは100人『で』食べたいなだろ?;」
アスナ「100人食べるっていわれたら;」
クライン「…食人?;
しかも友達をか!?;」汗
ケイト「あ…間違えてたのか^^;」
キリト「ああ。それもとんでもない間違え方をな」苦笑
他にも…さらに、とんでもないものまであった。
ケイト「明かりを付けましょぼんぼりに~♪
明かりを上げましょおひな様♪」
『いっ!?;』青ざめ
ケイト「嫉妬の炎に燃え狂う~♪
今日は楽しいひな祭り~♪」
『真逆だ!!!!;』
キリト「正しくは
『明かりを付けましょぼんぼりに~
明かりを上げましょ桃の花~』だろ!?;」
クライン「嫉妬の炎に燃え狂うって、どんだけ血なまぐさいイベントだよ!!?
ひな祭りってそんなもんじゃなかったはずだろ!?;
楽しめるか!;
ってか何で歌う時には決まって拳を何度も上下に振ってんだ!
メトロノームか!?;」
アスナ「何でそんな歌詞になっちゃったの?;」
ケイト「え?
ひな祭りは、普段から溜めに溜め込んだ「夫への不平や不満」を全てぶつけられる
血祭りにあげる日だって教わったよ?
だから父は毎年この日には帰ってこないって教えてもらったし
黒い笑顔で」
『違うぞおおおおおおお!!!!;』
全体的におかしいことをわからせるまで時間がかかったのは言うまでもない…;