第9章 すれ違い
その後…
キリト「ケイト…お前のレベル、一体いくつなんだ?」
ケイト「ん?今んところ82レベルだ」
キリト「はち!!?;」
ケイト「じゅうにレベル」
キリト「通りで桁違いに早いわけだ…;
AGIが3×82=246…
おまけに装備の80も足すと…326;」
ケイト「目指せ400!!」ぐっ!!
キリト「STRは全く振ってないから0のまま、か;」
ケイト「AGI以外については、装備で補う派だぜ!b」キラン
キリト「ああ。
(セリオン装備一式分だけでもSTRは0+100=100…;)
有言実行なのが本当に凄い所だよな;」
深く感心している中、あまりのレベルの差に目を白黒させていた。
確か、最前線が32層
安全マージンとして、攻略組の皆は50レベル近くまではあげている。
だというのに、たった一ヶ月ほど籠っただけでこうなるのか;
俺は一人、そう思った。
それと、これは余談だが…
今から半年後のクリスマスの日、日付指定のメッセージが届いた。
キリト「ん?サチから?」
サチ「あ!!;聞かないでえええええええええ!!!!;」
強引にサチから奪取されたことで聞けず
その内容がわからないままだったことから余計に気になった。
が
本人が真っ赤になって必死に隠そうとしていたから、言及するのはやめた。
『一体、何だったんだろう?』
そんな一つの想いが、俺の心を占めていた。