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白い流星【ソードアート・オンライン】

第8章 レジャーランド





~おまけ・終~



・料理長Nezha


サポート課に転職したギルドがあった。

料理長を勤めるその人は、昔ケイトちゃんに助けられたという。



フルダイブ不適合から距離感が掴めなかった彼だが

とある男性から、クールな稼ぎ方というものを教わったらしい。


そしてその言葉のまま、強化詐欺をもくろんでいた。

無論、強い武器や防具でなければ高くは売れない。
そのことから、必然的に攻略組の武器を狙うことになったらしい。

最初の相手の時、ケイトちゃんが一緒に居たらしい。



ケイト「あのさあ…それ、エンド品じゃん」

ネズハ「ギクッ!!)!!」真っ青


フルダイブ不適合から、彼は仲間の足を引っ張っていて

戦力から離脱すると言った時には、もう既に攻略組との差が取り返しのつかないほどになっていたらしい。


そして少しでも早くに追いつくため、その方法に縋ったらしい。



でも、そんな時…彼女が教えてくれたらしい。



ケイト「本当に仲間のためを想うなら、それを止めろよ。

仲間を想って、頑張って身に付けた鍛冶スキルが泣いてるぞ?


それに、どうしても追いつきたいなら何で人に聞かない?

聞いてくれなきゃ、何を教えたらいいか解んないじゃん。
助けれるのに助けようがないじゃんか。


お前に必要だったのは、ちゃんと情報屋に聞いて話すことだ。

どうすれば最速で強くなれるかとか、さ」

ネズハ「でも…誰に」

ケイト「ここに居る。

責めるつもりはない。今から教えるよ^^」にっこり


それからは単純にセリオン防具の素材を集めさせられ

全員で30レベル以上になり
今なら料理人になれば一週間で5万コル稼げる、という話になった。


『一週間で5万コル=一ヶ月で20万コル=一年で240万コルも稼げるぞ♪』

その言葉で、全員が落ちたらしい。


「攻略で救うよりも前に、心が死んでもらっては困る!

そのため、皆の心を救う道に進む!」、と5人は方向転換したらしい。


被害者の人には、その強化詐欺の対処法取り返し方などを伝授して

それを情報屋に売れば、コルが高くもらえると話し、それを譲ったことで落ち着いたみたい。



彼曰く、『彼女がいなかったら…俺達はまとめて処刑されていたかもしれない。

今自分があるのは、彼女のおかげっす^^』とのことだった。


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