第8章 レジャーランド
アスナ「私…ここに住むわ!!」
キリト「ええ!!?;」
アスナ「知ってる?
料理人は、一週間で5万コル稼げるのよ!」
キリト「なんだって!?;
さっき売り出されてたレアアイテムの50個分!!?」
アスナ「ええ。割引されたものを50個も買えるぐらい稼げるの!
たまに助っ人に入るだけで!!」
キリト「それは凄い高額だな;」汗
アスナ「おかわり自由。
ストレージに入れれば、入れる直前の状態で保存も可能。
食事で余ったそれも、ストレージへ入れることはもちろん許可されている」
キリト「!!まさか…」
アスナ「なら…
お腹が空いた時に、暗室の宿でもどこでも食べるのは自由ということよ!
そこにも調理器具はあるし料理もし放題!」
キリト「その手があった!;)!!」
アスナ「ふっ。
たった100コル…そんなもの、気にしなくて大丈夫!!
外へ出れば稼げるし、何より臨時で入ればさっき言ってたコルがもらえる!
それだけじゃなく迷宮の方でも暴れられる!」
キリト「な、なるほど…確かにそれなら」
そうキリト君が思案顔になるほど、それは価格上本当に安いものだった。
キリト「俺も泊まろうかな」ぼそり
その言葉を聞いてから、私は登録のために東エリアへ走り出した。
そして9~11階の東エリアには、出入りが無料になる契約ができるものがあった。
というのも、料理人や警備人として臨時で入るという役職によるもの。
コルも稼げる上に、出入りも自由。
施設を使うのも自由ということになる契約でもある。
つまりを言うと、現実で言う『パート』の募集のようなもの。
ただし、食堂や買い物は別途料金なのは変わりないけれど
工夫すれば節約できるし、食事だって長持ちするから安心!
そうして…白の鳳凰に属していることから難無く契約を済ませ、『会員証』をもらった。