第8章 レジャーランド
それから私は、最初に来た時のことを思い出していた…
レジャーランド、西エリア
2階フロントに着いた時の感想は、ただ一つ……
アスナ「うっわあーーーーー
たっかぁい!」キラキラ
キリト「透明の屋根か…凄いな」
当時は知らなかったけれど、屋上まで吹き抜けで各階の移動へ使われていたみたい。
髪の毛を乾かしてから
温泉エリアのさらに上に位置する食堂エリアへ移動した時に知った。
それから今、私達はレジャーランド内の各エリア案内図を見ていた。
キリト「万能建物って方がしっくり来るな」
アスナ「そうね…所謂、万能施設ね」
キリト「ああ」
15階吹き抜け、上がっていくための階段も上る人は左、降りる人は右と決まっていて
どちらにとっても左を歩けば問題はないらしい。
幅10mと広めに幅がとられていて、左右(北と南)のどちらからいっても中央へ向けて上がれるように工夫されているようだ。
南東北どちらのエリアへでもすぐに行けるようにするためだって教えてもらった。
作者プロフィールのホームページに簡略な見取り図があるから、想像し辛い人は見て下さい。
高さ12mの6階中央へ向けての階段がある。
そして2階の建物中央入口から40m離れた場所に、階段の登り口が。
その階段の登る手前には
北と南の各々の端っこに、10m幅の《崖登り》で登れる場所があって
そうしないと採取できない材料があるため、予行演習を兼ねて作ったみたい。
落ちた場合は…警備についた人が跳躍で受け止めていた。
「わああああああああ!!」
だぁんっ!
ぱしぃ!
「大丈夫っすか?」
「は…はい!」
そしてやり方を指南していた。
フロント曰く、警備課の人らしい。
『白の鳳凰だ!』
沸き立つ周囲の歓声にケイトちゃんは…
ケイト「悪いことしたら…・・(黒」こおおおおおお
「そんな命知らずなことしないっすよ!・・;」がくぶる
キリト「あはは^^;」
アスナ「仲が良いのね」微笑
褒めるでもなく、全員へ向けて戒めていた;汗
一度でも悪いことをしたら、連帯責任で
例の鬼修業が全員に課せられる…らしい;←内心がくぶる