第8章 レジャーランド
出入り口がある西エリアの2階フロント。
そこは屋上まで吹き抜けで、各階への移動手段として使われています。
各階の全体図、何があるかを示したマッピングデータがあるのもここで、無料で提供されています。
後で聞いた話によると、白の鳳凰のサポート課の人達が勤めているみたい。
それを知った時、私は驚きしか湧いてこなかった。
そして今まで語られていない1階から5階の北エリアにはなんと!
ショッピングモールがありました。
最初に来た時は、水着無料貸し出し&販売だけだったけれど、色んな服装が作られていって売り出していくことになったみたい。
それを見た時、感じたのは…感無量!//(キラキラ)
それだけじゃなく、デパートのように食品エリアや書店エリアや呉服店エリア、雑貨店エリアまでもある。
そして最上階の5階にはダンベルや武器や防具などのゲームの必需品やレアアイテムが…
中はきらびやかにネオンの光があって、内装も本当にデパートそのもの。
ゲームの世界に居るのを忘れてしまいそうになるほどだった。
アスナ「う~ん。
食品に消費期限を付けてるのがさらに現実味を増しているわね」
顎に手を当てながら呟くと、キリト君は苦笑交じりに頷いた。
ちなみにキリト君がはしゃいでいたのは、レアアイテムを前にした時だった。
ケイト「この入れ物、分解すると防具の材料にも使えるんだよ」
『へえ~』
キリト「随分画期的だな」
アスナ「流石、無駄が無いわね!
次は図書エリアに行きましょう!!」
キリト「俺はトレーニングエリアに行って
アスナ「場所的にこっちのほうが近いけど?」
キリト「はい、先に行きましょう^^;」
アスナ「よし!」
おまけに、ケーキ屋さんも出来たみたいで…
アスナ「デザート!」キラキラ
キリト「図書エリアは?;」
アスナ「一つ下さい!」
キリト(だよな;)苦笑
そう呟くキリト君を無視して注文すると、わかってたみたいで強くは言ってこなかった。