第8章 レジャーランド
まず教えてもらったのは、ある簡単な見取り図だった。
(作者プロフィール、ホームページにある画像参照)
イメージ像は解っているからか
すぐに書き終えるや否や、私とキリト君とクラインさんへギフトで配ってくれた。
クライン「へぇー。
まずこの世が現界っていうのか」
キリト「あの世…つまり閻魔様がいるのが、幽界か?」
ケイト「うん」
アスナ「?この矢印は何?」
ケイト「あー。まずは成仏。現界から幽現界。
そこで三途の川渡ってくんだけど、意外と綺麗なんだよそこ」
『行ったことあるの!!?;』
ケイト「だって死にかけたし。
今小説書いてるあっちの自分も殺されかけた経験あるぞ」
『見たのかよ!!;』
ケイト「見なきゃ言えない」きっぱり
『その通りだけど…;』
ケイト「…なんか、白い霧があって、碧々と草が生えてて、
綺麗な川があって…
こんな感じ」
クライン「まるで森の奥深くだな…」
キリト「なんか…初めてって感じがしないな」
アスナ「うん…どこか懐かしい感じ」
イメージを念波に乗せて、脳へ映像を送るように見せてもらった時
自然と、そう感じた。
ケイト「まあ、まずは成仏したらそこへ行くんだ」
クライン「閻魔へ直行じゃないんだな」
ケイト「主護霊が道案内してくれるから」
キリト「へえ」
アスナ「主護霊って?」
ケイト「私達をこの世で護ってくれてる霊のこと。
高校1年の時、ポッキーゲームのこと知らないで
ポッキー口にくわえたまま差し出された時に食べてって言われて
美味しそうだったから思わず口に含んだら、パァン!!ってポッキーが飛んでった。
で、主護霊カンカンだった。
不思議なことに、自分の前世の霊だったんだよね」
『ええ!!?;』
今思ったんだけど…
何で私達、風呂で長々と雑談しているんだろう?
でも気になる!