第8章 レジャーランド
キリト「まあ普通の人からすれば、妄想癖や電波だって思う可能性は皆無じゃないからな。
その点、俺達はお前が嘘を教えないのは知ってるし、理解もしているつもりだ。
というかそもそも、お前は嘘を言えないだろ?すぐ片言なるし」
ケイト「うん;」
クライン「お。見てみてえな!」微笑
ケイト「…無理;精神が拒絶する;」
キリト「馬鹿正直だからな。
いや、この場合は「嘘をついた後の罪悪感に耐えられない」の間違いか」苦笑
アスナ「そうね。そういう所があるし…
嘘をついた時、どんな感じになるの?」
キリト「んー。難しいな。
ロボットみたいにかくかくする。
言葉だけでなく、動作までたどたどしくなる」
『……』
想像がつかないんだけれど…;
クライン「それもちょっと見てみてえな!」微笑
アスナ「私はあの世の方が気になるわね。
閻魔様はいるのかしら?」
ケイト「正確には幽界だよ」
クライン&キリト/アスナ『いるのか!!?;いるの!!?;』
ケイト「ん」頷
アスナ「具体的には何をしてるの!?」
クライン「舌引っこ抜いたりしないのか!?」
キリト「そんな矢継ぎ早に質問するなよ;」
ケイト「閻魔様は死んで、幽現界から幽界へ成仏した後で
この世で死ぬまでにした『行い』を見せながら、~をしたことを言われ続けるんだ。
嘘をつかれたら引っこ抜くなんてことはないよ」
『ほっ』
ケイト「ただ別の罰を受ける可能性はあるけど」
『どんな!!?』
ケイト「…その嘘の内容によりけりだってさ」
それから、話は盛大にそれていった。