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白い流星【ソードアート・オンライン】

第8章 レジャーランド





女性でありながら、男性のボディビルダーと遜色ないガタイを持つケイトちゃん…


それは、完全に割れているとは言えなくても本物で

父親からのDV,もとい八つ当たりという名の暴力を毎日受け続けてもなお耐えれるよう
母や姉を護れるよう、常日頃から必死に鍛え上げ続けていたらしい。


高校を卒業した後、10代後半から必死に毎日1000回ダンベルで鍛え上げたことで
女性特有の脂肪を落とさないまま、筋肉が割れるという結果を出し

SAO開始時の24歳になってもなお、壁ありだけど片手逆立ちを1分継続可能という結果をもたらした。


ダンベル1000回に関しては、毎日30kgを終えて軽いと思った頃
すなわち、半年後にやめたらしい。

でも、その状態を維持するためのトレーニングはしていたとのこと。



そして度重なるストレスが故か、いつ殺されるかわからない『極限状態』とも言える環境に長期に渡って在ったが故か

筋肉が強くないと、常に不安に駆られるらしい。


体重に関しては…
「運動をすれば?」と言ってくるものもいたようだけれど

「そもそも脂肪じゃねえよ。それで減るんなら苦労しねえ。そもそも要因のストレスが改善されないのにどうやって減らせと?
そんな環境で育ったこともねえから、そんな目に遭ったこともねえから、気軽にそういうことが言えるんだろ?どうせ『他人事』だもんなあ?」と言った後

「父親に毎日殺されかけてから言えや」と最後に、一番の要因とも言える返事を呟いていた。



だからだろうか…

もともと手触りがいいと言われていたらしいのだけれど


その手触りが維持された状態…

つまり、外側が「ぷにぷに」で
強く握ると、その内側が濃密な筋肉だからか「凄くカチカチ」という感触だった…



アスナ「気持ちいい~^^//」


その両方を兼ね備えた感触は…

今までに味わったことがないもので、とても気持ちよかった。



ケイト「あの…そろそろ離れてもらえるとありがたいというか;」

アスナ「いやっ!^^」ぎゅううう


この何とも言えない感触…たまらない!←注:アスナ談


手放したくない感触を前にした私は

ケイトちゃんの真っ白な肌へと、顔をうずめた。


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