第2章 デスゲーム
ちなみに、それまでに倒したモンスターからのドロップを利用して防具製作を何度も続けていたことから
それもまたコンプしたのは言うまでもない。
最初こそ使用するアイテム数は少なかったが、多くても出来るようになった。
最後に、迷宮を出てからすぐ
108個ずつに分配して防具を製作すると、全部真っ白のとんでもない装備ができてしまった。
気付けば短剣スキルが1000になるぐらい狩っており、装備1つに付き108個ずつ素材を集めてから作った。
超軽量防具一式
(1つにつき+50まで強化可能。未強化状態時、要求値なし)
セリオン・アーマー
魔防具。胸部を守るシルバー色の防具。
甲羅や鱗などの強固素材から製作。
HP+10% 防835 STR+25 重量10
セリオン・ブレザー
魔防具。上半身を覆い、下半身は動きやすいよう、前が開いている。前はズボン。全体的に白一色なのが特徴的。
毛など、何万もの繊維から製作。
HP+10% 防1200 STR+40 AGI+10 重量12
セリオン・ブーツ
魔防具。本人の身体に合わせて密着するブーツ。俊敏性を重視してか、脹脛まで覆っている。
革から製作。
HP+10% 防538 STR+15 AGI+20 重量6
セリオン・ベルト
魔防具。主に剣帯として使用。力と敏捷性を20あげる。
残ったものを二つに分けて製作。
防38 STR+20 AGI+20 重量5
セリオン・リング
魔防具。敏捷性を30あげる。
残ったものを二つに分けて製作。
防39 AGI+30 重量0
合計 HP+30% 防2650 STR+100 AGI+80 重量33
耐久力は全て1500ずつで、あまりのとんでもなさっぷりに驚くばかりだった。
魔剣ならぬ魔防具っぷりに、私は冷や汗交じりに情報を提供した。
後の、75階層のボスモンスター・The Sukull Reaperの両鎌と尾の三連撃にギリギリ耐えられるほどのものだった。
「?何で白ずくめやねん?見たことないで、そんな装備」←訝し気
ケイト「…;」汗←何も言い返せない
料理提供の件に加え
その全身真っ白の格好に、後の聖竜騎士団の一人は眉をひそめた。