第2章 デスゲーム
その次の日、30レベルでスキルスロット数が6になってから後に行動に移した。
ケイト「さぁ!材料持ってきて!
何とただで提供するよ!!」
まずは材料を持ってきてもらって、料理を作り出していく。
材料の組み合わせ同士でおいしいものを作れると知った私は
居ても立っても居られず、街の皆の空腹と満足感を満たしに無料で提供し続けた。
実は2週間の間、何もやっていなかったわけじゃない。
モンスターを狩りつつ、合間にスキルスロットの熟練度を上げ続けていた。
料理に関しては、必要な携帯用器具を予め買って持ち込んでおり
最初はそれこそ丸焦げだったが、諦めず何度も続けてきたことでうまく焼けるようになった。
そして味付けに関しても、香辛料のもととなるものを見つけて塩や胡椒などを出した。
そして防具製作とを少しずつ上げており、料理に関しては日に何度も戦闘しながらやっていることもあってかコンプした。
短剣・戦闘時回復・限界重量拡張・料理・防具製作・投剣を身に付けた。
シングルシュートを放てるようになったのは、何度も練習していたからこその賜物だろう。
ちなみに、寝たりなどはしていない。
トラップの場所があって、そこを何度も出たり入ったりを繰り返し続けている。
一気に30体も稼げる上に誰も近付かない。
情報屋のアルゴって奴がマッピングデータを欲しがってたから、ただで提供した。
そして調味料の作り方、料理スキルの上げ方も教えた。
だが、一人との出会いから運命は動き出す。
「あ?何やっとんのや、お前」
一人の風変りのおっさんが
変わったものを見るかのような眼で、料理を配給していく私を見ていた。