第47章 神武器
スグ「落ち着いて!!取り乱し過ぎ!!そんなすぐ連絡しなくっても大丈夫だから!
そもそも専属医師居るんだから大丈夫でしょ!?;」
キリト「万が一に備えて」
スグ「それならとっくにクレハさんあたりがやってそうなことだからあああ!!;
今お兄ちゃんがすべきことは冷静になること!それだけよおおお!!
って言うかそもそも専属医がいるんでしょ家にいいい!!」
キリト「万が一!万が一にいいいいい!!」
ぎゃーぎゃー!!
携帯電話で119へ連絡しようとするお兄ちゃんを私は必死になって止めるばかりだった。
何この取り乱しっぷり!!;ダメお兄ちゃんっぷり!;
初恋の人だって聞いてたけど、いつもの冷静を取り戻してええ!!;
その内心の叫びが聞こえたのか、ブーブーとバイブ音が響いた。
キリト「?連絡?」
スグ「ケイトさんやクレハさんあたりだよきっと!」ばっ←咄嗟に離れる
キリト「あ、ああ。そうだな」
そうして出た所…
ケイト「もしもし!ネズミ捕まえようとしたんだけどクラインが潰したんだよ!;
動物愛護団体に訴えてやろうと思うんだけどどう思う!?;何とか怒ってやって!!」
いきなりの怒涛の叫びに、そのあまりのでかい音量に耳がつんざいた。
キリト「………え?」
その言葉に、お兄ちゃんは茫然としていた。
クライン「そりゃねーだろケイト!;」
ケイト「じゃかましい!」がうっ!!←牙むいている
クライン「とほほ;」溜息
クレハ「ケイト、クラインはあなたがネズミに傷付けられたのだと早とちりしたんです。
少しぐらい便宜を取り計らってもいいのでは?」
クライン「おお!クレh
クレハ「別に肩入れする気はみじんもありませんが」じと目
クライン「ひでえ…;」ぐすんっ
ケイト「んー…そうだね。じゃあ不問にしよう」
クライン「よっしゃサンキュー!!^^//」ガッツポーズ
クレハ「では血や死骸などの清掃にかかりますよ。手伝いなさい、清掃員でしょう」
クライン「お、おう!;」←少し気が退いている
ケイト「ごめんね、話ちょっと長引いちゃって」
キリト「いや、大丈夫だ」
ケイト「所でキリト、どうしたの?「え?」って」
キリト「いや、荷物崩れとか?で、大丈夫なのか?」
ようやく本題に入れる。