第47章 神武器
~おまけ・続~
・大晦日の喧騒
2025年12月31日
パソコンのデータの整理をする中、俺はケイトに電話をかけてみた。
プルルルル♪
ワンコールで出るのはいつものことだ。
ケイト「もしもぉ~し。今日も元気に片付けちゅ~う!♪」敬礼
キリト「ははっ。元気そうだな^^」
ケイト「大掃除大変なんだよねえ。荷物が降ってきたらお陀仏だったりして♪」
キリト「冗談でもやめろよ、そういうのは^^」くすくす
そう笑いながら、パソコンを前に紅茶をすすっていた。
変化が現れたのは、そんな折だった。
ケイト「ひっ;きゃわああああああああああ;」
どごずどどごぐしゃずしゃどごぉおおおおおおお
キリト「ん?;」←カップを机に置いた所
しーん
キリト「おーい…ケイト?」汗
クレハ「きゃああああああああああああ!!ケイト!しっかり!!」真っ青
キリト「いっ!?(真っ青)
(今の、クレハの声だよな!?;何でそんな切迫して!?;)
大丈夫かケイト!?;何があった!?;
聞こえてるか!?聞こえてるなら返事を
「ちゅ?」
んん?ちゅ?」汗&怪訝
「ちゅちゅー♪」
ケイト「よっこいせっと」がらがら
「ちゅ♪」
ケイト「ん?きゃああああネズミいいいいいい(キラキラ)
おいでおいでぇー♪
可愛い子でちゅね~よちよぉ~ち♪」なでなで
「ちゅっ」たたっ
ミー「ニャー!」だっ!←ネズミ、ターゲットロックオン!&追い掛け中
ケイト「あ、待ってネズミいいいいいいい!うにょらーーーーーーーーーー!!・・」
だだだだだっ
キリト「おい?;大丈夫か?;ケイト?;ケイト!?;」
ケイト「とっぴろきー!きろきろー!!」←すっかりなり切って追い掛け回してる
テロップ『既に眼の色が猫のようだ』
キリト「きろ?;」
メイド長「ケイト様が御乱心んんんんんん!!!;誰か止めてー!!;」←金切り声
キリト「本当にどうした!?何があった!?;」がたっ!!←思わず椅子から立ち上がる
クレハ「すみません」
キリト「クレハか?ケイトは大丈夫で
クレハ「忙しいので切ります」
ぶつっ
ツーッツーッツー
キリト「……ん?…んん?;」汗&固
ヘッドホンでパソコンを通じて会話していた俺は、変化について行けず固まった。