第47章 神武器
「ナイス純愛」
「汚れ無き愛!」
「愛しいものへの誓い!」
「美しい!」
「盲目の愛こそ至上!」
「キスしちゃって!キス!」
わらわらと精霊とやらが白い光となって私の前へ姿を現し、群がってきました。
クレハ「…//////」わなわな
『すまぬ。数々の非礼を詫びよう(ぺこり)
といっても、謝るべき対象はそこでのびてしまっているわけだが…;』
「気絶ー?」
「眠ってるー」←ケイトを覗き込んでる子達
『ここにいるのは我の子等じゃ。
その祝福が受けられた者だけにしか渡さぬという決まりがある故、試させてもらった。
気に入るか、気に入らないかをの』
「起きないねー」
『周りにいる精霊が一人の者には見えておったようじゃが、もう一人には見えておらなんだ。
それでも我や子等に攻撃しておったら、今頃有無も言わさず外へ吹き飛ばしていたじゃろう。
妖精の子等よ、汝等二人を我等の眷属と認めよう。おめでとう』
「おめでとー!」
「結婚式には呼んでねー!」
「おめでたー!」
「キスした?」
「もう初夜は済んでるのー?」
「同棲してるー?」
クレハ「ふ…ふふふっ(黒笑&肩震」ぷるぷる
『震えるほどに嬉しいか。ならば何よりじゃ^^』
精霊に囲まれ、口々に言われる中…
その瞬間、めまいがするほど狂おしい、どす黒い感情が湧き上がってきました。
クレハ「きええええええええええええええええええええええええ!!!!!・・」
「きゃああああああああああああ!!!!;」
「助けてえええええええええええ!!!!;」
『何と!!;我の眷属が気に入らんというのかあああ!!!!;』
クレハ「その前に試し方を考えなさい!!このクズ共おおおおおおおおおおおお!!!!・・」
どかばきどごずごばぎゃどっごぉおおおおおおおおお
『わかった!!主等に総べてくれてやろう!じゃから怒りを収め
クレハ「収められるわけがないでしょうがあああああ!!!!・・」
完全にブチ切れていた。